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【大敗…】サンウルブズ対ワラターズを振り返ってみる話

【大敗…】サンウルブズ対ワラターズを振り返ってみる話

こんちわ、ナヲヤです。

7/7にサンウルブズは敵地シドニーでワラターズと対戦しました。

先に4/7に秩父宮で対戦した際は50-29で敗れています。

サンウルブズ対ワラターズ戦を振り返ってみる話

連敗中に勝利の兆しが見えていたころのことですね。

そのころからは成長していたサンウルブズ、今回の対戦はどうだったのでしょうか?

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乱打戦で始まった前半

試合開始早々からワラターズに押し込まれヒヤッとしましたが、ここは新生サンウルブズ。容易にトライを許しませんでした。

前半10分には敵のペナルティからショットで先制。

パーカー様様ですね! 当日は風が強かったようですが、ビハインドをものともしませんでした。

しかし直後のキックオフを相手にキープされ、そのままあっけなくトライを許し、7-3。

やはり相手のペースになってしまうと一瞬で得点されてしまうあたり、強力なチームであると思います。

前半20分には再びショットのチャンスをものにして、7-6と差を広げさせません。

待望のトライは山田先生

試合の流れがサンウルブズに傾いたのは前半21分。

相手がこぼしたボールにヘイデン・パーカー選手が素早く反応。敵の裏側にキックを蹴ります。

ウイング、山田選手がキックチェイスをかけます。

ワラターズはスタンドオフのバーナード・フォーリ選手がボール確保に向かいますが、タッチに出ると思ったのか、全力で追っていない様子。

その隙を突いて山田選手がタッチラインギリギリでフォーリ選手を出し抜き、ボールを確保してそのままトライ

ゴールも決まって13-7と逆転に成功します。

脅威、イズラエル・フォラウ

安心したのも束の間。

そのすぐあと前半24分にはディフエンスラインの綻びを突かれ、イズラエル・フォラウ選手にトライを許します。

前回の対戦では怪我で秩父宮には来ていなかったフォラウ選手。

現役最高のフルバックとの呼び声の高い彼には、トライを取ることなど造作もないのでしょうか。

相手が相手とは言え、簡単に取られてしまった痛いトライでした。ゴールは失敗し13-12。

取られたら取り返す、リーチ・マイケル

取られてもそれ以上に取る。

これがサンウルブズのカラーになりつつあるような気がします。

リスタートからラインアウトを得たサンウルブズ。

毎度おなじみのリトル選手のポイントからパスアウト。

パーカー選手から、鋭く入ってきた山田選手にパスが渡ると、ラインブレイクに成功。

フォローしていたリーチ選手にボールが渡ると最後は、敵フランカーハンドオフで倒して余裕のトライ

追いつかれそうになったところを再び突き放しにかかる、最高のトライでした!

キックは、今季成功率98%を誇るパーカー選手が外し、18-12。

彼の場合、外したら事件です(笑)

まさかのマシレワ、レッドカード…

前半34分に、キック処理からのカウンターでトライ&ゴールを許し、19-18と再び逆転されたサンウルブズ。

前半終了間際にまたしてもピンチに陥ります。

前半39分。この試合で再三使われることになる、フォーリ選手のループで外目を突かれ、最後はイズラエル・フォラウ選手によりトライ

この後TMOに。

問題はトライシーンではなく、そのちょっと前の、フォーリ選手へのレイトタックル(ボールを離した後の選手にタックルすること)の模様。。。

ボールを手放しているフォーリ選手にタックルしてしまっているので、ペナルティは免れません。

しかも、抱えた脚を持ち上げているように見えるので、デンジャラスタックルが付きます。

なおかつ、フォーリ選手は頭から落ちていました。。

これにより、マシレワ選手は危険なプレーによる一発退場。。

後半丸々、14人で戦うことになってしまいました。。。

前半で勝負がついてしまった…

実質、このレッドカードによって勝敗は決してしまったと思います。

15人でも難しい状況を14人ではなんとかできるわけがありませんでした。

後半だけでワラターズに8トライを許し、最終スコアは77-25の大敗。

途中、山田選手がフォラウ選手を置き去りにする華麗なステップが見られましたが、反撃もそこまで、でした。

前半だけなら互角の戦いができていただけに、非常に残念な結果になってしまいました。

規律の乱れが試合を壊した

マシレワ選手の退場はやはり避けるべき反則でした。

あの状況下であの反則は、試合の流れ上、無意味でした。

結果としてプレイヤーを一人欠くことになり、マイナスにしかなっていません。

14人でも勝てるほど、オーストラリアカンファレンスの1位のチームは甘くありませんでした。

望んで退場になる選手などいないと思いますが、不可抗力的にこういった反則は起こることがあります。

後半70分頃にも田中選手がネックロール(首に手をかける反則)などでシンビンになっていました。

焦りもあったと思いますが、規律が完全に崩壊していたと思います。

一たび、規律が崩壊すれば、チームは混乱し負のスパイラルに陥ります。

今回の試合はそれを示した、手痛い教訓になっていたと思います。

そんな中、後半の絶望的な点差になっても、ゴールキックのチャージに行っていたリーチ・マイケル選手が素晴らしかった。

全て早すぎると注意されていましたが(笑)、どんな状況下でも試合結果がでるまで全力で取り組む姿勢は、他の選手も見習ってほしいと思いました。

【規律】ラグビーのディシプリンはなぜ重要?の話【大事】

最終節は勝利で締めくくりを

早いもので、2月に開幕したSRも来週で最終節を迎えます。

最後の相手はレッズ。

秩父宮では勝利した相手ですが、ホームでは雪辱を果たそうとしてくるでしょう。

そんなレッズに完勝して、アウェー初勝利とともに3シーズン目を締めくくってほしいと思っています。

もちろん、今回の課題であるディシプリンを守って。

SRに関しては、サンウルブズの存続問題などで揺れているだけに少しでもいい結果を出してアピールしてもらいたいと思っています。

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記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

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