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ラグビーのトライってそもそも何よ?/ゴールでないのはなぜ?な話

ラグビーのトライってそもそも何よ?/ゴールでないのはなぜ?な話

こんちわ、ナヲヤです。

そもそもこの話してなかったですね、トライの話。

得点時の名称はスポーツによって様々です。サッカーならゴール、野球ならホームインとか。

ラグビーのトライって独特じゃありませんか?

その辺の歴史も踏まえながら、トライの解説をしますね。

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トライは5点入ります

ラグビーファンなら周知の事実かもしれませんが、ラグビーでトライすると5点です。

シレっと言いましたが、実はトライの点数はラグビーユニオンの長い歴史の中で着々と変わってきているのです。

ラグビーくらいよくルールが変えられるスポーツはほかに存在するんでしょうか?

  1. 1948~1970:トライは3点
  2. 1971~1992:トライは4点
  3. 1993~現在:トライは5点

5点になったのは実は割と最近だったりします。

近代ラグビーにおいては、PGやコンバージョンキックよりもトライのほうが得点効率が良いため、トライを重視する傾向があります。

最近のラグビーしか知らない我々にとっては当たり前のことなんですけど、初期のルールから考えると結構大きな変更をしているということです。

「1948年より前は何点だったんだよ?」

勘のいい方は、上の箇条書きに違和感を持って、こんな疑問を抱くことかと思います。

実はですね。。。

ラグビーではかつて、トライしても1点も入らなかった

実は1948年以前は、トライしても点数入りませんでした。

0点です、0点。

じゃあなんでトライするんだよって話になりますね?

トライはかつて、コンバージョンキックの挑戦権を得るためのプレーでした。

トライはTRYと書きます。

はいそう、「挑戦」ですね(笑)

コンバージョンキックが決まって初めて点数となっていたのが初期のルールでした。

極端なこと言えば、何百トライ取ってもキックが決まらなかったら0点のまま、1トライ、1ゴールのチームにも負ける、ということです。

いつしかそんなルールも誰かが不公平だと思うようになったのか、トライにも点数が認められるようになり、現在のルールの原型ができていきました。

たかだか70年前までは、今からすると不思議なルールでラグビーは行われていたんですね(笑)

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トライの定義

トライの歴史と名前の由来はばっちりでしょうか?

ではトライの具体的なルールを見ていきましょう。

トライは敵のゴールエリアにボールを持ち込み、グラウディングすることで成立します。

ここでいうグラウディングとは、ボールを地面に接地させることを指します。

もちろん、ただボールが接地すればいいってことになりますと、「蹴って転がったボールがインゴール入って・・・」みたいな話になります。

ラグビーのグラウディングの定義は、

「選手の首から腰の間のどこかにボールがある状態で、接地させる」

ことが、正しいグラウンディングになります。

基本は手で置いたり、胸で抱えてトライという状況が多いと思いますが、これが頭だったり、足でやったとしてもダメだということです。

逆に難しいと思いますけど(笑)

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アメフトと間違えないでね

アメフトだと、タッチダウンは得点が入るプレーですが、ラグビーの場合、タッチダウンとトライは異なるプレーです。

ラグビーにもタッチダウンという用語はあるんですが、トライとは別の目的、自陣インゴールでボールをグラウディングさせることを指します。

この場合、点が入るプレーではないので混同しないように注意です。

基本的なルールにも歴史が

当たり前すぎて説明し忘れているプレーにも実は歴史があったりして、ラグビーは楽しいです。

ハイシーズンで毎週末ラグビーをやっているような季節ですが、こういう小さな疑問を探しながら試合を見るのも面白いと思いますよ。

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記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

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