こんちわ、ナヲヤです。
去る1/7に秩父宮ラグビー場で、ラグビー大学選手権の決勝が行われました。
前人未到の大学選手権9連覇がかかる帝京大学と、19年ぶりの決勝進出となった明治大学の対戦。
私自身は毎年帝京大学の牙城を崩すチームに期待しているので、明治よりで見ていましたが、皆さんはいかがだったでしょうか?
明治大学、いきなり先制点
立ち上がりの明治は非常にいい雰囲気。
前半早々にもらった敵陣ペナルティからの堀米選手のキックは、残念ながら外れてしまいました。
しかしすぐにセンター梶村選手のインターセプトからの独走トライでまずは5点先取。
相手のミスに対し積極的にインターセプトを狙いに行く姿勢は、ポジションは違えども山田選手を彷彿とさせますね。
トライへの嗅覚っていいますか、勘所がいい!
位置取り的には狙っていたっぽいですが、もし敵のパスが通ってしまったら、ディフエンス一枚抜けているので一転ピンチなわけで。
試みること自体はかなりリスキーなプレーであるので、見た目以上に難しいことなのです。
ハマれば今回のように、即得点とハイリスク・ハイリターン。
梶村選手が得意としているプレーが早々に出る展開でした!
ウイングが快走!明治大学2トライ目
帝京に逆転されたものの、すぐにウイングの高橋選手が外々を回って敵をはじきながら、早々に2トライ奪取。
お、個々のコンタクトでも負けていないぞ、と。
前半は明らかに明治の動きが良かったですね。
最後の優勝から21年が経っており、名門復活に燃える明治勢。
それに対し、先輩たちが築き上げてきた8連覇を繋げることのプレッシャーを感じていた帝京勢。
深紅のチームには、緊張もあったのかもしれませんね。
お前ら、楽しんでいるか?
完全にニュースの受け売りですが、前半終わって17-7で劣勢の帝京。
ハーフタイムに岩出監督が選手にかけた言葉。
「お前ら楽しんでいるか?」
この言葉の影響か、後半開始早々にPGは許したものの、15分、20分に立て続けにトライを奪い、13点差を逆転。
ココが帝京のすごいところ!
冷静。
劣勢で後半開始早々に追加点決められたら焦ってミス繰り返しそうなものですが、ここからはむしろ帝京のほうがプレーに安定感が出てきたように思います。
21-20
わずか一点差の緊張したゲーム展開に。
明治、最後の総攻撃
ノーサイド間近の時間に、帝京大学キャプテンの堀越選手がシンビンに。
明治大学としては思わぬチャンスでした。最後に獲得したペナルティを慎重に進め徐々にゲイン。
キャプテンを欠き、死に物狂いの相手に14人で戦わざるを得なくなった帝京のプレッシャーは相当なものだったでしょう。
しかし、そこは帝京大学。
最後の最後に迎えた大ピンチも何とか乗り切り、9連覇達成!!
おめでとう帝京大学!つぎこそは、明治大学!
近年圧倒的な強さを誇る帝京大学に、1点差と肉薄した明治大学。
帝京大学には記録の継続である10連覇の期待がかかりますし、惜しくも敗れた明治大学には打倒帝京の旗頭として来年も注目されるでしょう。
毎年様々な才能が生まれる大学ラグビー。
来年の決勝に戻ってくるのは、どのチームでしょうか?
応援よろしくお願いします!
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