もくじ
いきなりティラピア
ティラピアって魚知っていますか? まあ普通知らないですよね。
別にスーパーで並ぶ魚でもないし、名前はなんか、外国の魚っぽくて聞きなれないし。
もともとはアフリカなどに生息している魚だそうですが、非常に強い生命力と環境適応力で今や世界各地に住んでいるというたくましい魚です。
そんなティラピアが高知県の用水路にいるという噂を耳にしたので釣ってみようかと思いました。
ティラピア用の釣り具をそろえる
全然仕掛けとか考えていません。(笑)
もともと持っていたリールを、近所の釣り具店で700円で買った安い竿に装着。
糸はPEの0.8号ですが、巻いていた糸をそのまま使っただけです。
針も針らしい形をしている奴をPEに直付けするという、まあ大雑把な仕掛けです。
ティラピアがいそうなポイントへ
高知県には四万十川や仁淀川など、有名な清流が多いですけど
まあ汚いですね(笑)
ドブ川とまではいかないものの、入りたいとは思わない川です。工場の多い地帯にある用水路なので、まあそういう用途の川なんでしょう。
既に嫌な予感しますね(笑)
ポイントに行く途中のコンビニで買ったスティックパンを餌にさっそくフィッシング開始です。
一瞬で釣れるティラピア。ピュアかおまえら。。。
一投目からわずか4秒ほどで一匹目ゲット。どんだけ警戒心ないのよ、ティラピア君。
世界にシェアを伸ばすには、ある程度楽観的な考え方が必要なんでしょうか?
とりあえずすぐに釣れたんですが、あまりに餌を小さくすると小さい個体が釣れるので針を飲んだチビを殺しかねません。
ここから少し針にかける練パンを大きくすることに。
すると、つつく魚はいるものの、なかなか針にかかる魚は出てこなくなりました。
あんまり小さいの釣れてもリリースですからね。。
でもある程度大きい個体はやっぱり警戒心が強いので餌に見向きもしません。
長生きにはやはり警戒心も必要なんでしょうね。
なんだかんだで2時間で3匹ほどキャッチすることができました。
釣ったからには、ティラピアを食す!
釣れたのがこやつらです。大きいやつで22~3㎝くらいでしょうか。
水から引き揚げて1時間は経ったのにまだ生きています。
生命力は半端ないです。
それではさっそく捌いていきます。捌き方は内臓を避けるようにおろしています。
なんでも、内臓を傷付けると内臓の臭みが肉に移ってしまうそうで、こんな変則的な捌き方になっています。ちっちゃくなった。この身に塩コショウふってバターで焼きます。身はタイにそっくりです。かつて日本では「イズミダイ」とかって名前でタイの代用魚として売られていたこともありました。
今は食品偽装問題などで厳しいので、そういうことできないんでしょうか?そして出来上がり。
下に刺身のっていますけど、これ絶対マネしないでくださいね!!
私がバカなのでやってしまったのですが、あまりにうまそうだったので刺身で食べてみたんですが、淡水魚には高確率で危険な寄生虫がいます。
熱を加えないで食べるのは大変危険な行為です。
場合によっては生死にかかわることもありうるので、よいこはマネしないように。。。
(養殖されている魚はその限りではありません)
ティラピア、肝心の味
さて、肝心の味ですけど。。
美味しい!!
いや普通に美味しい魚ですよ、ティラピア。
タイみたい。言わなきゃ気づかれない。(それがいいか悪いかは別にして。。。)
淡水魚の独特の臭みはあるかもしれないので、バターやハーブでちょっと濃いめに味付けしてみるのがいいかもしれません。
今回はあえてきれいな場所ではないところで釣ったのでマズそうに見えているかもしれませんが、それは私のせい(笑)なのでティラピアに罪はありません。
売っている魚じゃありませんが、手に入れるコストは安いので趣味と実益を兼ねて狙ってみるのはありかもしれません。
アウトドアライフな人にはお勧めです(笑)
美味しい食べ方を知っている人は教えてください。
↓参考文献↓
それではまた。
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