こんちわ、ナヲヤです。
そろそろネタが無くなってきたぞーとか思いつつ、ラグビー憲章をながめたりしながら書く素材を探しています。
そういえばパスの話していませんでしたね。
サッカーのような派手なロングパスは無いですけど、ラグビーのパスって、外へとプレイヤーを伝って繋がってゆくシーンはなんて美しいんだろうと思ってしまいます。
あのようなパスを投げるには、どうやったらいいのでしょうか?
パスの投げ方や使い道を重点的に今日はお話しさせていただきます。
もくじ
ラグビーのパスは手で投げます
何当たり前のこと言ってんの? と思われると思います。(いったんキックパスは置いといて。。。)
実際、当たり前ですし(笑)
で、当然手で受け取ります。まあこれも当たり前ですね。
では、手でボールを投げて相手に取ってもらうとき、どんなことを注意すればよいと思いますか?
…
ラグビーって、ボールが特殊な形していますよね? 楕円形です。
野球やサッカーのように球形のボールってどんな投げ方してもまあ普通に飛んでいくじゃないですか? どう投げようがボールは球形。
でもラグビーボールの場合どうでしょうか?
例えば縦回転してたらどうでしょう? 取りづらくありませんか? とんがってるところがくるくるしたりして(笑)
なんとなく、分かってきました?
パスの基本は空中のボールを安定させること
ざっくり言うと、飛んでくるボールに変な回転かかっていると、取りづらくなります。
手もとにある球形じゃないもの(ティッシュの箱とか)を放ってみてください。(危なくないようにね)
回転していなければキャッチはそんなに難しくないと思いますけど、回転していたら難易度上がりますよね。
四角いものよりマシだと思いますが、楕円形であるボールもそれに近いことが言えます。
パスの際は、極力空中でボールが暴れないように、安定して飛んでいくように投げなければいけないのです。
そして、手で投げるパスには大別して二つのパスがあります。
- ストレートパス
- スクリューパス
です!
順を追ってみていきましょう。
ストレートパスとは?
平パスとかって言ったりもします。普通にパスと言ったらこれですかね。
ボールを回転させずに、相手に取ってもらうパスです。
イメージとしては、ボールを押し出すような形で手首のスナップを効かせ、ボールに回転がかからないようにします。
真っ先に教えてもらうパスはこれですね。
私は教わるときに、「石鹸を取り損ねたイメージで投げろ」と言われ、何のこっちゃと思っていました(笑)
一見簡単にそうに見えますが、回転させないように投げるのは意外と難しいですよ?
ラグビーボールを触れる環境にあったら、一度試してみてください。きれいに投げられるまではちょっと時間がかかると思いますよ(笑)
両手の中指~小指でボールの面を押し出すような形で投げるとうまくいくかなーと思います。
ストレートパスのメリット・デメリット
メリットはとりやすいこと。モーションにも時間取られないので割と素早く放ることができます。
なので近場に投げる際は、ストレートパスを投げることが多いです。
デメリットとしては、回転していないため、空気抵抗を受けやすいことです。スピードもあまり出ません
なので遠くに投げるパスにはあまり向いていません。遠くに投げると風の影響で失速したり、フォークボールのように落ちてしまったりします。
では、遠くに投げたい場合はどうすればいいのでしょうか?
そんなときのスクリューパス
ストレートパスに対し、もう一つのパス、スクリューパスがあります。
その名の通り、回転がかかっています。
あれ、さっき回転かけるなって言ってたじゃない? って思ったでしょうか?
スクリューパスの場合、縦(長いほう)に回転ではなくて、横(短いほう)に回転しています。
この回転だと、飛んでいる最中の形は回っているとはいえ、そんなに変わらないので取りやすいのです。
ピストルの弾のような飛んでいき方のイメージですね。
投げ方は、ボールの少し下を上になる手で持ち、反対の手は支えるだけ。
投げる瞬間に上の手首を返してボールに横回転をかけてやるとくるくる回りながらボールが飛んでいきます。
なかなかきれいに回転がかからないので、習得するのはストレートパス以上に時間がかかります。
私は苦労して覚えたヤツです(笑)
スクリューパスのメリット・デメリット
ストレートパスの弱点を補った投げ方です。
回転がかかっているので、空気抵抗や風の影響を受けづらいです。スピードも出ます。
なので遠くに投げる場合に多用されます。
デメリットは、近場で使うと少し取りづらいことくらいでしょうか?
近場の場合は普通ストレートパスを使うので、棲み分けの問題かと思いますね。
二種類のパスを比較してみる
ちょうどいい比較動画があったのでシェアしておきます。
ついでにオフロードパス
投げ方ではないんですけど、ついでなのでオフロードパスも紹介しておきますね。
よく試合中に実況や解説の方が「オフロードパス」と言っているのを耳にしたことがありませんか?
オフロードパスと言うのはタックルを受けたりして止まった選手が、後ろから来たフォローの選手に投げるパスの総称です。
それだけ聞くとふーんて感じだと思うんですけど、じつはこれが脅威なのです。。
タックルしたのにボールが止まらないのです。
フィジーなどのパシフィックアイランダーが得意とするプレーなんですけど、とにかくフォローが続く限りボールが止まらないので非常にディフエンスしづらいのです。
常に止まらない、ディフエンスも下がりながらになりがち、疲れる、等々。
私が感じるに、日本代表はこの手のプレーに弱い気がするので、2019年までにオフロードパスを続けさせない対策を考えてほしいなーと思っています。
パスあるある
- 自分の右側にスクリューパスが投げられない
- ストレートパスがナックルボールみたいな変化をする
- 回転のかからない、へぼスクリュー
- 距離が出ないへぼスクリュー
- 苦肉の策として山なりスクリュー
- パスが速すぎて怖がられる奴がいる
- スクリューパスがみぞおちに突き刺さっていたい
パスの話いかがでしたか?
簡単そうに見えて、実は難しいラグビーのパスのことがわかってもらえたらうれしいです。
応援よろしくお願いします!
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