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【惜敗…】6/16のラグビー日本代表対イタリア代表戦は敗北!

【惜敗…】6/16のラグビー日本代表対イタリア代表戦は敗北!

こんちわ、ナヲヤです。

6/16にノエビアスタジアム神戸で行われたラグビー日本代表対イタリア代表、現地まで行って応援したのですが、日本代表は惜しくも敗れ、Tier1のイタリア相手に連勝はなりませんでした。

やはりシックス・ネイションズで揉まれているイタリア、初戦に快勝したとはいえ、一筋縄ではいかない相手でした。

観戦記を交えながら、試合の様子をお伝えします!

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いきなりバスに乗り遅れる

寝る前にちょっと嫌な予感していました。

時期外れな忙しさにやられ、眠れない一週間だったのですが、金曜の夜も寝付けませんでした。

5:45発神戸行きのバスに乗るはずだったのですが、起きたら5:51。

出発してから5分後くらいに起きました。

仕方がないので、高知から岡山経由で神戸に渡ることに。高くつきました。。

ラグビーのネタ用にAmazonで大量購入した書籍がありまして、移動時間で読みながらまったり神戸に向かいます。

岡山ー神戸は新幹線で。

神戸からは地下鉄海岸線で御崎公園へ向かいます。

そしてノエスタ到着!

カテゴリー3という、バックスタンドの自由席だったので、早くいかないと良い席無くなっていると思ってキックオフ2時間前くらいに到着していたのですが、それでも結構席埋まっていましたね。

これはたくさん人集まるのかな? と期待大。

ちなみにこの辺に陣取っておりました。

前半はイタリア陣側におりました。

これはご愛嬌。。。

練習なども見つつ、2時間はあっという間でした。

前半、いきなりのシンビン。。。

キックオフからはイタリアが元気でした。

テンポよくボールを繋いできて、再三ジャパンのラインを脅かしましたが、ジャパンも初戦の課題であったミスタックルを修正しており簡単にディフエンスを割らせません。

イタリアも規律の部分ではそこまで徹底されているわけではないので、ディフエンスで粘っていると細かいミスが出ます。

前半4分、度重なるイタリアの反則でジャパンがペナルティを得た、と思ったのですが。。。

ラックのオーバーの際、アニセ・サムエラ選手のコンタクトが相手の顔に当たっているとしてイエローカード、シンビンの判定に。。。

ペナルティが一転してジャパンの大きなピンチを招く結果になりました。

試合の入りの大事な時間に、ロックを欠くという痛い損失。。。

フミさんのトライセーブ

ディフエンス、オフェンスともに14人で戦うつらい展開になりました。

ペナルティからラインアウトで自陣深くまで攻め込まれたジャパン。

初戦の先制トライと同じような、ゴールエリアに転がすキックで大ピンチを迎えましたが、スクラムハーフの田中選手の鋭い反応で辛くも敵のトライを阻みました。

その後もドロップキックをイタリアに確保されると、ピンチが続きます。

中ほどのポイントではジャパンがボールに絡めていたと思うのですが、ノットリリースならず、イタリアにボールを繋がれます。

しかし次のポイントでラックからボールが出た瞬間を見逃さず、またしても田中選手がタックルから敵のミスを誘いました。

さすが、大ベテランの抜け目ないプレー!

粘りから流れを掴みかけるが…

連続したチャンスで取り切れなかったイタリアに対し、ジャパンの流れは徐々に良くなりつつありました。

前半11分には敵陣22m付近までボールを押し込み、ペナルティを誘いました。

絶好の位置でのペナルティで、ジャパンはショットを選択しますが、これが痛恨の失敗。

14人でも先制のチャンスだったのですが、惜しいところで流れをものにすることができませんでした。。。

しかしここでサムエラ選手のシンビンが解け、再び15人での戦いに戻すことができました。

結果的には14人での戦いでもイタリアに有効な攻撃は許しませんでした!

キックののちのカウンターで失点…

前半17分頃、試合が動きます。

大きく展開したジャパン、大外の福岡選手にボールが渡ると、福岡選手が敵陣のスペースにキック

やや奥まったところまでキックが届いたため、結果的にイタリアのフルバックに大きなスペースを与えることになりました。

ここでジャパンに少し気のゆるみがあったように思います。

それほど難しいランをされているわけでも無かったのですが、何故かスルスルとラインを突破されてしまいます。

外に繋がれ、ジャパンも松島選手が必死に追いましたが止められず、右隅に痛い先制トライを許しました。7-0。

2トライ目を許すな!

リスタート後もピンチを迎えます。

大外、福岡選手の作ったポイントへのフォローが遅れ、イタリアにペナルティを与えてしまうと、そこからイタリアの怒涛の攻撃が始まります。

この試合、一貫してジャパンのキック時やブレイクダウン時のリアクションが、初戦の時ほど鋭くなかったのが気がかりでした。

イタリアはフォワード中心にポイントサイドをガンガン押してきましたが、ここでジャパンのディフエンスも頑張りました。

リーチ・マイケル選手を中心に、低く鋭いタックルで、イタリアの前進を許しません。むしろ後退させます。

しかし、オフサイドアドバンテージがあったため、イタリアはラインアウトからのモールで押し込んできます。

なだれ込んで判定のTMOに。

長い判定の中、映像ではトライが確認できるようには見えなかったのですが、無情のトライ判定。。。キックは外れたため12-0に。

ちょっとこのままいくとヤバくないか。。? と思わせる展開になってきました。

スクラムで取り返す!

イタリアが完全に流れをつかんだ形で、リスタート後も勢いが止まりません。

何とかイタリアをいなし続けて、前半33分、イタリアのマイボールスクラムをホイールさせ、ペナルティを得ます。

1本目のショットを失敗して、やや調子が悪そうに見えた田村選手ですが、ここは冷静にキックを決めて12-3。

ジャパンも待望の得点となりました。

スクラムを押し返せたのは、前半の中でも特筆すべき良いプレーでしたね!

この後もジャパン、イタリアともにチャンスをものにすることができず、後半に移ることになります。

どちらのチームもいいところでミスが起き、流れをつかめない展開になっていました。

後半開始、ナキと流の投入

後半からは徳永選手とマフィ選手、田中選手と流選手の入れ替え。

先週よりもちょっと早めの交代で、試合のテンポの修正に入ります。

毎度怖い、後半開始10分間の攻防ですが、ジャパンの攻撃はイタリアにうまく阻まれ効果的になりません。

その焦りからかプレーが雑になり、その綻びをイタリアに突かれる展開になりました。

後半43分には、ライン突破を許してしまい、負けるときによく見られる後半開始早々に敵にトライを奪われることになりました。19-3とリードを広げられます。

ここからはイタリアが主導権を握ったように見えました。

攻撃が続き、ジャパンはディフエンスのシーンが目立つようになります。

後半48分、イタリアのキックを何とかセーブし、ボール確保をしたと思いきや、ラックのボールをミノッツイ選手が横からかっさらってトライ。。。

と思われましたが、横から入ったということでオフサイド判定。危うくトライを免れます。

私の座っている場所からはオフサイド丸見えだったので、正直「なんでトライ!?」という感じでしたけど(笑)

流れを変えたい後半50分

攻撃が噛み合わないフラストレーションからか、元気をなくしているように見えるジャパン。

どうにもポイントへのフォローが遅れたり、キックチェイス時の気のゆるみなどが目立ちます。

9日の試合の負担は思った以上に大きかったのかもしれません。

そんな流れを断ち切るがごとく、後半50分に、ヴィンピー選手からヘル・ウヴェ選手へバトンタッチが行われます。

その直後、ペナルティを得てラインアウトからモールを作りますが、ボールが暴れてしまいノックオン判定。

全体的に、この日のジャパンはチャンス時のハンドリングミスも多かったように思います。

そのあとのイタリアボールのスクラムも、結局上手くいかず相手にペナルティを許しました。

なかなかペースに乗ることができません。

後半57分には珍しく流選手がエキサイトするシーンもありました。

もどかしさを感じているのはフィールド上の選手たちも同じだったのだと思います。

もう一枚のギアはあるか?

後半59分に田村選手から松田選手、ラファエレ選手から中村選手へのバトンタッチ。

残り20分間でもう一段、テンポを変えることに期待です。

敵陣ゴール目の前のラインアウト

モールからアマナキ・レレイ・マフィ選手が持ち前の怪力でボールを押し込み、最後は流選手→トゥポウ選手でトライ。19-10。

実に最初のトライまでに60分かかっています。。

これで呪縛から解かれたのか、イタリアのペナルティでスキを突いた流選手が自身で持ち込み、ここから数フェーズ、ジャパンの素早い展開が続きます。

インパクトプレイヤーのヘル・ウヴェ選手などがゲインし、最後は大外に構えていたナキがねじ込みトライ!19-17。

ここにきてようやく、イタリアの背中が見えてきました。

イタリアの足は止まったが…

後半65分頃はイタリアの足は完全に止まっていました。

一時、キック合戦になりましたが、イタリア側のプレイヤーは動ける選手が限られていたため、ジャパンにとって有利な展開になりつつありました。

しかし、ジャパンがスクラムでコラプシングし、ペナルティを許すと、そのあとのラインアウトでも空中でのプレーでペナルティと二連続の反則。。。

ここからショットを許し、22-17。

更には後半74分にもブレイクダウンのスキを突かれ、ジャッカルからのノットリリースを取られ、再度ショットで25-17。

1トライ1ゴールでは追いつけない点差となってしまいました。

最後のジャパンの猛攻

後がないジャパン。

残りの5分で必死に戦います。

ペナルティからラインアウトモールを組み、ボールを押し上げますがアンプレラブルに持ち込まれます。

キックで脱出されますが、その後再度のイタリアのペナルティ

これをレメキがクイックで持ち込み、ノット10mバックでアドバンテージを得つつ連続攻撃を仕掛けます。

ナキからのパスは後ろにこぼれましたが、これをうまくつなぎ最後は松島選手が執念のトライ

後半79分、キックは外れたものの25-22まで詰め寄ります。

更にはトライ直前のプレーでイタリアにシンビンが出たことで15対14の絶好のチャンスが到来しますが、惜しくもパスが乱れたところで試合終了。

Tier1のイタリア相手に2連勝はなりませんでした。。

Tier1にも堂々の戦い

9日の試合に比べると、ジャパンは細かいところでのミスや反則が多く、らしさが出たころには時すでに遅し、といった具合でした。

前週の試合で良かった部分に引きずられた感も否めません。

また少し油断もあったように感じます。フォローやチェイスの遅れが散見されました。

初戦を完勝したものの、まだまだ毎回勝てる相手になっているわけではないのです。

ここがTier1の凄みでもあると思います。これらの試合に勝てるようになることが、残り一年の課題であると言えます。

次戦はテストマッチ3戦目のジョージア。

スクラムが強力で、サンウルブズでもお馴染みのジャバ・ブレグバゼ選手を擁する強敵です。

ランキングは近く、ライバルと言ってもいい実力の近い相手です。

イタリア戦で得た課題をきっちり修正し、ジョージア相手には完勝してもらいたいですね!

応援よろしくお願いします!

追伸

ノエスタに集まったファン。イタリアの選手へのエールが素晴らしかったです!

ジャパンは負けて悔しかったけど、イタリアおめでとう!

記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

応援よろしくお願いします!

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