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【SR】3/16サンウルブズ対レッズは点差の少ない大敗…【改善を】

【SR】3/16サンウルブズ対レッズは点差の少ない大敗…【改善を】

こんちわ、ナヲヤです。

3/16の秩父宮で行われたサンウルブズ対レッズ。

SRデビューや長期離脱からの復帰選手もいて、勝利の可能性も高いと予想されていたこの試合。

振り返ってみます。

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結果は接戦だったが…

結果から申しますと、34-31で敗戦。

わずかPG1本の差で負けました。

相手は今季初白星。マストウィンの試合のはずでした。

点差から見ると良い試合とも取れますが、この裏には点差では測ることのできないサンウルブズの課題を感じました。

そのあたりを列挙します。

セットプレーは1つの課題

スクラムは相手が良いというのもありますが、もう少しきれいに出さないとつらいですね。

サンウルブズは一度スクラムを崩してしまうと、レフェリングの印象を覆せずズルズルペナルティを重ねることが多い。。。

最初の何本かはきれいに組んで、クリーンなスクラムのイメージを与えておきたいところ。

一つ一つのスクラムで雑になったり、良い姿勢を取ろうとして疑われるようなプレーが多くなっているように思います。

1本目の1列が下がったら今度は回されまくりました。

プロップ個人の課題と、1番3番の組み合わせの課題がありそうです。

ワラターズ戦はすごくよかったんだけど、そのあとはあまり良くない。

やりたいこととレフェリーとのルール解釈の違いもあるんじゃないかな…。

ただアーリーエンゲージ癖はちょっと気になります。毎回これでペナルティ取られてスクラムでアドバンテージを取りづらくなり押し込まれていくイメージがあります。

今回、後半にリズムを崩した一端は、スクラムの不調は大きなウェイトを占めていると思うのです。

またラインアウトの成功率も低い。

身長が低いサンウルブズの弱点でもあるんですが、安定できないのはつらい。

特にロングスロー。噛み合わないのはスローワーの問題というより、言語の壁な気も…。

またラインアウトのディフエンスになった時のモールディフエンスも何とかならないか…。

押されて横から入ってオフサイド。こればっかり。

ただでさえ目を付けられているんだから、一回変な位置になったら素直に入り直した方が良いと思う。

これは選手の意識一つで変わるのですぐやってほしい。

要するに、「ズルすんな」の一言なんです…。

ディフエンスがうまくいかないので規律を破りましたでは、試合にならないよ…。

後半のディフエンス崩壊

前半は非の打ち所がないくらい、良いディフエンスをしていました。

実際にクリーンブレイクをされるシーンはほとんどなかったけど、後半はそれが嘘のように出来てなくて、いつ抜かれてもおかしくないようなサンウルブズ右サイドダダ余りの状況が…

なんでや…?

フィットネス不足なんですかね…?

去年のサンウルブズのように外で飛ばされたらもう2~3トライ許してたんじゃないかというくらいヒヤヒヤでした。

前半は1~2枚余らせても内に囲い込んで外への連携をしづらくすることができていたので、致命的ではありませんでした。

ゲラード・ファンデンヒーファー選手はそのディフエンスに長けていて、2枚くらいならタッチラインを使ってうまくディフエンスしていました。

サウマキ選手の方のサイドはタックルが甘く、特に後半は深く切り込まれることが多くなっていました。

前半のうちは、外にサウマキ選手が流れ、内にFW3列の選手が入ってきていたので止まっていたのですが、後半はその動きがあまり見られず。

ディフエンスシステム変えたんですか? ってくらい前半後半の出来の差が激しかったです。

選手の経験の差?

そう取られても言い返せないような、崩壊があったと思うのです…

またしても、規律

前半は1トライに抑えていた相手のトライですが、後半になってバタバタと3トライ許します。

集中キレすぎです…

公式のスタッツで見ると後半59分、62分、66分と僅か7分間でこの失点。

後半で選手交代もあったけど、何か上手くかみ合ってないのかという印象。

更には点差を詰められたことによる焦りからか、ペナルティを連発することに。

上述のスクラムやモールでのオフサイドだったり、ブレイクダウンでの不要なプレーが試合終了間際はひどく増えています。

前の試合(14)よりは減ったもののペナルティは11。

せめてこの半分くらいにはしないと試合にならないと思う…。

後半苦しくなったのは、レッズが劇的に改善したのではなくて、

サンウルブズのプレーが劇的に悪くなっただけだと思います。

何でこんなにやらかしてしまうんだ…。

前の試合も勝てそうなところを自滅でやられた感があって、レッズ戦ではそれを意識した戦いが前半できていたと思っただけに、

この後半の乱れっぷりが応えるんです、ファンに。

これはおそらくレッズ戦を観戦したすべての人が感じているハズ。

レフェリングに問題アリという人がいるかもしれませんが、私には特別サンウルブズに厳しかったり、レッズに甘いというようには見えませんでした。

レッズに有利な判定で「???」と思うところはいくつかありましたけど、、、。

ただ少なくともサンウルブズが取られたペナルティは取られるべくして取られているなと。

やっぱり今のサンウルブズの規律は悪いんです、実際に。

パニック時の判断ミスをどう抑えるべき?

パニックになると変なプレーが出ますね。

最後に追いつかれる要因を作った内田選手のキック(チャージされトライ許す)は相当あり得ない判断でした…。

もう少し体制作ってからでも間に合ったはずです。あの時点で焦ってキックする必要はなかった。

キックしてしまった内田選手を責めているだけだと、何の進展もない訳で。

ここは、パニック時に判断基準を正常に引き戻せるリーダーシップの不在に問題があると思っています。

共同キャプテンの一人であるミラー選手は負傷で出場できず。

もう一人のキャプテンであるリトル選手もこの時点ではフィールドから退いていました。

試合後半になり、注意力散漫、自己中プレー、怠慢プレーなどが出始めた時にそれを引き締めなおす精神的支柱が足りないのではなかろうか?

(去年だとリーチ選手や田中フミ選手なんかがその役割を担っていたような気がする)

この直近2試合は後半急にチームが変わったかのように色が変わるので、ちょっと見ていて悲しくなる…。

どうにか、80分冷静に戦える精神力をチームとして持っていてほしい。

じゃないと、勝てない。。。

点差を詰めても勝てない

確かに今季、記録的な大差を付けられるような試合は減ってきているけど、勝ててはいません。

これを善戦とみるか、同じ負けと見るか。

少なくとも前の試合のブルーズ戦と、このレッズ戦は点差関係なく、非常に悪い内容の試合であったと思います。

逃げ切りや逆転も十分可能だった試合を、自滅で落としていくのは相当に精神的にダメージが大きい内容だったと思います。

これはファンだけでなく、プレーしている選手にもその影響があるのではないかと危惧しています。

大きな点差はついてない。

しかし、であるが故に後半の出来は相当に悪いものであるともいえると思うのです。

次節はシンガポールでライオンズとの対戦。

改善を期待しています。

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記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

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