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サンウルブズvsシャークス/20190216の戦い

サンウルブズvsシャークス/20190216の戦い

こんちわ、ナヲヤです。

長らく更新が滞っておりすみません。。。

今年もSRが開幕し、WCイヤーである2019年はサンウルブズの真価も問われるシーズンになっています。

2016年から参戦したSRシーズン、サンウルブズにとっては4年目の挑戦になります。

1年目は1勝。

2年目は2勝。

3年目は3勝と、1つずつ勝ち星を重ねていったサンウルブズ。

4年目は何勝できるでしょう?

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新顔の多い今年のサンウルブズ

今年はWCの年でもあるので、日本代表候補となる選手の試合数も調整が必要です。

そんな背景もあってか、今季は日本代表資格をもたない新顔の選手が多いです。

サンウルブズの初戦はシンガポールで、南アのチームであるシャークスとの戦いになりました。

日本代表候補の選手は国内で調整中のため、この試合のメンバーはそれ以外の選手が中心となっていました。

今季のHCであるトニー・ブラウンも帯同していません。トニー・ブラウンは日本代表のアタックコーチも兼任しているのでこれは仕方ないのかな?

サンウルブズ4季目始動!/WCイヤーの新体制の話

率直な感想を言えば、若干寂しい初戦とも言えます。

対するシャークスは優勝こそありませんが、過去準優勝を4回経験しているチーム。

南アフリカ代表のプロップ、ムタワリラ選手などフィジカルに強みを持つチームです。

サンウルブズとは過去3度対戦し、まあボコされたと言ってもいい戦績でサンウルブズが勝ったことはありません…。

そういった相手に今回はどう戦うのか、新加入の選手の出来上がり具合はどうなのか、と言ったところが今回の試合の見どころでした。

トライを先に取って波に乗れるか…?

スタートではPGを取られ3点の先制を許しますが、そのすぐあとに新加入のシェーン・ゲイツ選手がキックのバウンドに味方され両軍初のトライを挙げます。

更にはその後敵陣でのPGキックの精密機械である、ヘイデン・パーカー選手が沈めてリードを広げます。

これは幸先いいぞ、と思ったのですが、、、

まさかこれでサンウルブズの得点シーンが終わろうとは、この時全くもって思っておりませんでした…。

それでも、前に出るディフエンスが効いたり、スクラムでも負けていなかった前半30分くらいまでは、それなりに試合にはなっていました。

前半35分くらいからはバタバタっとトライを許し、去年の課題でもあった「ソフトモーメント」が出てしまったかな、と思います。

ディフエンスは割といいのかなと思っていたのですが、シャークスのアタックの方が余裕があったみたいですね。

連続攻撃を喰らい続け、サンウルブズは消耗してしまったのかもしれません。

前半は24-10でシャークスがリードし折り返します。

レネ・レンジャー選手が故障…

後半の5分頃、悪夢です。

11番で出場していたレネ・レンジャー選手。

NZ代表経験もある、今季加入の目玉でもあった同選手ですが、ステップを切った瞬間に右足の膝あたりに負荷がかかったのか、自ら倒れこんでしまいました。

肉離れなどでしょうか…。

かなり痛そうな表情をしていたので、経過が心配です。

2018年の2戦目のレベルズ戦で、前半から故障者が続出して徳永選手がウイングで出場した非常事態を彷彿とさせます…。

ラグビーに怪我がつきものとは言え、これから長いシーズンを戦っていくというときに怪我をしてしまうのは、何よりも選手が悔しいでしょう。

大事ないと良いんですが…

レネ・レンジャー選手はこの怪我で松田力也選手との交代となりました。

後半はプレッシャーからペナルティの嵐

後半はサンウルブズがなかなか試合のペースを掴むことができませんでした。

前半以上にフィジカルの差が明確になってきたことや、それによってディフエンスが後手後手になり始めていたことが見て取れます。

スクラムもうまくいかなくなっており、ガツガツ来られていました。

ムタワリラ、やべえ…

スクラムブレイクダウン回りでペナルティが増え始め、結局この試合でサンウルブズはトータル16のペナルティを相手に献上。

途中でペナルティの多さからムーア選手はシンビンも喰らいました。

シャークスのファイトに追いつかず、規律が乱れてしまったのでしょうが、ここまでペナルティが多いと試合のイニシアティブをとるのは難しいですね。

それでも途中、攻撃の波に乗ってウッチーのトライが生まれたかなーという場面もありましたが、TMOの結果ノートライの判定。

うーん、惜しい。入っていたように見えたけど。

最終的にはシャークスに6トライを許し、45-10で敗戦となりました。

まだまだ連携不足?

徐々に準備期間は確保されてきたとはいえ、他のチームに比べると日本の環境はTLとの兼ね合いもあったりして優れているとは言い難い状況。

それもあって毎年ニューフェイスがいたりしますが、やはり新しい選手が多いとそれだけプレーの完成度を高めるのも大変になります。

シャークス戦を見ていると、2018年シーズン以前からいる選手同士は噛み合っても、今季加入の選手はまだ連携できていない部分が多そうです(日が浅いので当たり前ですけど)

去年までのキッキングラグビーもこの試合ではそんなに見せてなかったと思うので、まだまだチームの土台つくりは必要でしょう。

背景が大きく異なることもあり、サンウルブズは去年と同じ戦い方はできないと思います。

選手の入れ替えも頻繁になると思われるので、そういった環境の中でいかに平均レベルを高く保つか、そのためにはどんな戦い方ができるのかを模索しなくてはいけません。

多少、もどかしさを感じるシーズンになるかもしれませんが、そもそももどかしさを感じなかったサンウルブズのシーズンなんてあったっけ? てな感じもしたり(笑)

選手層の厚みって、日本というくくりで見るとこれはTier1のチームなどと比較すると圧倒的な課題である訳で。

それを考えると、限られたリソース下で戦うノウハウは、実は日本にとって一番大切なことなんじゃないかなと思ったりもします。

毎年過酷な試練が続くサンウルブズ。だからこそ愛おしいチームでもありますけどね(笑)

結果も求められるシーズン

ここで問題になってくるのが、サンウルブズ自体の存続の話。

もともと期間も限られていた中での参加という話だったので、それ以降の予定は白紙。

TLや大学ラグビーと言った日本のラグビー文化の中に滑り込んできた対南半球のチームという世界の舞台であるSR。

私は今後世界を相手にしていく上では避けて通れない道だと思っていますが、先立つものも必要であったり。

内部事情はよく分からないんですけど、極めて個人的な意見で言えばサンウルブズはWC以降もずっと存続してほしいと思っています。

課題や事情は多いと思いますが、結果を残すことで新しい道が開けるかもしれません。

そういった意味でも、4年目のこのシーズンは結果を問われるシーズンでもあると思うのです。

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記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

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