こんちわ、ナヲヤです。
1日空いてしまいましたが、日本選手権、今年もギリギリの戦いでしたね!
サントリーサンゴリアス、優勝おめでとうございます!
熱戦を少し振り返ってみようと思います。
もくじ
両者の準決勝での印象
準決勝では両チームを生で観戦しました。
パナソニックはトヨタ自動車の猛攻を堅守で耐え抜き、着実に点を重ねて勝利した感がありましたが、リーグ戦の時ほど元気ではなかったかなと思いました。
逆にサントリーサンゴリアスは、ヤマハ発動機に対し、前半から飛ばしに飛ばし大量得点!
まさに、この決勝トーナメントに対し照準を合わせていたかのような出来上がりでした。
この時点では、決勝はサントリーにやや有利なのかなという印象でした。
どちらを応援するかと言われると、悩む!
サントリーは私の出身である多摩から近いチーム。サントリーと東芝は、小さいころからなじみ深いチームです。
一方、パナソニックはオールスター軍団のような、個性あふれるタレントの多いチーム。
トップリーグは本当にレベルの高いリーグになったなあと思うのです。
どちらも応援したいチームであるなら、精神衛生上、一番楽である、
「どちらも応援する」
ことにしました。人それを現実逃避と呼びますが(笑)
全てが狂った? ベリック・バーンズ選手の離脱
立ち上がりは、その後の熱戦を暗示するような一進一退の攻防。
開始早々にサントリー中村選手のトライで口火を切りました。その後の沢木さんのインタビューで今季一番怒られた選手だったと言われていましたが、面目躍如でしょうか?(笑)
この後、パナソニックのスタンドオフ、ベリック・バーンズ選手が負傷により離脱。。
一度は復帰しようとしたものの、まともに走れない状況で、すぐに山沢選手と交代に。。
パナソニックの戦略はここで大きく崩れたのではないでしょうか?
しかし、一時14人で戦っていたパナソニックも、ヒーナンダニエル選手のトライで5点を返します。
その後、パナソニックはPGを得て逆転のチャンスを得るも、これを2回連続で外してしまう痛恨のミス。
動揺したか、ツキにも見放されたのか。。
パナソニックフィフティーンに、暗雲が立ち込めていました。。
布巻選手と、ポーコック選手のジャッカルはすごい
前後半とまたがるんですけど、とにかくパナソニックの両フランカーのジャッカルがすごい!
あの攻撃力のあるサントリーサンゴリアスが、前半しかトライが取れなかったのは、二人のジャッカルが起因している面もあるんじゃないでしょうか。
孤立とも思えないブレイクダウンでも、ガンガン絡みに行っていました。
サントリーも、ブレイクダウンには強いチームですが、パナソニックはさらにその上をいっているように思います。
故に、ポーコック選手のHIAによる一時退場も痛かったですね。
前半帰ってはきたものの、後半は交代により下がってしまいました。
相当ブレイクダウンの中は激しそうだったなあ。
少し前だとブレイクダウンは試合が一旦落ち着くイメージでしたが、近年は倒れる前に一つ二つ仕事が必要なようです(笑)
後半は息も詰まるディフエンス合戦
「ゴール前は我慢比べだった」と語るのはパナソニックキャプテン布巻選手。
パナソニックは後半56分に山沢選手のPG成功で12-8に肉薄しました。
1トライで逆転を目指し、その後もパナソニックの猛攻が続きますが、サントリーも堅守を見せ、トライを許しません。
後半33分にサントリーはスクラムハーフが交代。流選手から日和佐選手にバトンタッチ。
攻撃のテンポが変わったサントリーは、後半終了間際に怒涛の38次攻撃を重ね、パナソニックを脅かしますが、最後ペナルティを取られ、残りワンプレーはパナソニックの手に渡ります。
最後のラインアウト
敵陣5m前まで迫ったパナソニック。1トライ決めれば逆転優勝です。
サム・ワイクス選手がボールをキャッチし、いざモールという瞬間、試合終了はあっけなくやってきました。
サントリーのプレッシャーによる、落球。。
ここで試合終了。
サントリーサンゴリアスが苦戦をものにしました。
シーズン唯一の負けが決勝戦だった
パナソニックは悔しかったと思います。シーズン中一度も負けておらず、その一度が決勝戦になるとは。。
しかしこれも勝負の世界。。
ちょっと不運が重なった感は否めませんが、若い選手にはいい経験になったのではないかと思います。
そんな逆境の中でも、サントリーを2トライに封じ込めたパナソニックの堅守は素晴らしいものだったと思います。
来季も熱戦を魅せてください!
沢木監督もうれしさ爆発
おい、ちょっと笑ったぞ!?#沢木さんの貴重なハニカミシーン pic.twitter.com/RsbX28FoH1
— nawoya@ゆるラグビーブロガー (@nawoya_front) 2018年1月13日
貴重です。沢木さんが少し笑っています。
ハーフタイムの時はすごく素っ気なかったのに(笑)
クールな中にも熱いものを秘めている。男ツンデレ界の最上位カーストに君臨する沢木さんは、この日も怒られたいファンをまとめて葬り去ったようです(笑)
「試合は選手のもの」
っていうセリフが良かったですね!
また流選手も、今季は苦しかったと、目を潤ませながら語っていましたが、若いキャプテンが担う重圧は人知れないものがあったのだと思います。
お疲れ様、そしておめでとうございます。
来季も頑張れ、トップリーグ!
ずいぶん長いこと戦っていたような気もしますが、終わってみればあっという間だったような。。
来季もまたスバラシイ試合を魅せてくれると信じています!
応援よろしくお願いします!
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