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ラグビーのアシンメトリー/2人いるポジションの違いって何?な話

ラグビーのアシンメトリー/2人いるポジションの違いって何?な話

こんちわ、ナヲヤです。

ちょっと時間が空いてしまって恐縮ですが、ラグビーはアシンメトリーだよっていうネタを解説しようと思います。

提供元は、釜石のなかぴーさんですがおー。


ラグビーでは、プロップとか、ロックとか、2人いるポジションがいくつかあります。

もちろん、役割はほとんど同じなんですが、ビミョーに異なっている部分があるんです。

今日はそんな内容でまとめてみようと思います。

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プロップさんの違い

ラグビーのポジション解説/#1&3 プロップ編

さて、まずは1番と3番の違いなんですが、これはプロップ解説のページでもちょっと触れました。

なのでおさらいですね。

基本的な動きや役割はほぼ同じですが、スクラムの時だけ1番と3番の状況が変わるのです。

スクラムの時は、プロップは敵プロップと首を組むのですが、その時の頭の入れる場所に注目です。

1番は相手3番の首の向かって左側に、首を差し込みます。

3番は、相手の1番と2番の間に首を差し込むことになります。

1番は自分の右肩に重さが乗るのに対し、3番は両肩に重さが乗ることになります。

なので1番をルースヘッド、3番をタイトヘッドと呼んだりもします。

どっちも大変な役割ではあるのですが、より3番に負荷がかかりやすいので、3番のほうが大きいプレイヤーであることもあったり。

スクラム時には3番を起点に1番が右斜め前に押すことでスクラムホイール(スクラムが回ってしまう反則)を誘うこともあったりします。

その際、3番は耐える、1番は押すという役割になるので、動き方も多少異なることがあります。

余談ですが、私のポジションは基本ロックなんですけど、負傷者が多かった時期、一瞬プロップをやったことがあります。

1番でした。でもプロップって一種の職人芸みたいなところがありまして、「やれ」って言われてすぐできるもんでもないんですよ。。。

首取られて背中折られーの、その試合は散々でした。。。

「ナイススクラム」ってチームメイトに慰められたけど、もうプロップはいいやと思いましたね(笑)

翌年プロップ候補がたくさん入ってきてすごく助かりました(笑)

ラグビーのポジション解説/#1&3 プロップ編

ロックさんの差

ラグビーのポジション解説/#4~5 ロック編

さて次は4番5番のロック。私の本職であったポジションです(笑)

割とフォワードの中をたらいまわしにされた私ですが、ロックが一番長かったです(笑)

さて、一応2人いるポジションとして紹介しておりますが、そんなに大きい差は無いかなという印象です。

ただ、プロップ同様にスクラム時に多少の違いはあるかな?といった感じ。

まず4番。

フッキングされたボールがよく4番の下を通ります。なので足をやや開いていることが多いかな、というところ。

これ、あくまで私の感想なのでなんとも、ですが。。。

一方5番は、3番の後ろということで、4番よりは負荷があるかもしれません。

なので、5番のほうが大きい選手がなるかもね、ということはあるかもしれません。

根拠があるのかわかりませんが、5番に背の高い選手を置くとスクラムが安定する、などという話もあります。

ただ、正直ロックをやっていてそこまで意識したことは無いなーという感想です。

実際私は4番5番、その時々で変わってましたし。。。

物知りなロックの方がいたら教えてくださいまし!

フランカーの左右の差

ラグビーのポジション解説/#6~7 フランカー編

フランカーも6番7番といますね。

スクラムの時のサイドディフエンス(スクラムのすぐ脇の防御)が最大の見せ所ですが、これは左右に大きな差は無いかなと思います。

一応、スクラムの左右どっちにつくかで肩が空く方向が決まるので、左の肩によるタックルがうまい人はスクラム左に、右はその逆、というのはあるかもしれません。

まあ、どっちかの肩でしか当たれない、ということも珍しいのでそこまで意識することは無いかもしれません。

また、フランカーはディフエンスの状況によって頻繁に左右入れ替わったりもするので、プロップほどの違いは無いんじゃないかなと。

変に左右で差を見せてしまったら、弱点をさらけ出すことにもなりかねません(ブラインド側のフランカーは弱い、とか)

なので、フランカーの場合は、敢えて挙げるとしたら、くらいの感覚です。

センターも二人いる

ラグビーのポジション解説/#12~13 センター編

割と明確にやっていることが違うのがセンター

スタンドオフに近いほうがインサイドセンター(12番)、ウイングに近いほうがアウトサイドセンター(13番)。

チームのカラーにもよるんですけど、パスキックがうまいセンターとコンタクト系や勝負に強いセンターをそれぞれに配置することが多い気がします。

同じタイプのセンターが並ぶことはあまりないかな、と思っています。

キックサインプレーが多いチームはインサイドセンターに、それらのプレーが得意なセンターを。

逆に敵に積極的に仕掛けるチームは、コンタクトが強いセンターをインサイドに設置したり。

センターに置かれた選手のタイプで、そのチームの意図が拾えることもあるので私は選手発表があるときはセンターに注目したりしてます。

最近日本代表はアウトサイドセンターにキックを蹴らせたりしていて、エキサイティングです。

センターは選手の個性が出やすいポジションだと思うので、いろいろなチームのセンターを見てみてください。

そのチームの得意な戦略が分かりますよ!

ラグビーのいろいろなサインプレー紹介/敵のダマシかたの話

ウイングに違いってある??

ラグビーのポジション解説/#11・14 ウイング編

最後はウイング。11番と14番です。

その名の通り、ラインの一番外側に配置されます。

攻撃、防御ともに同じ位置。ここに左右の差はないですね。

ただ、キック処理からのキック(要するに蹴り返すプレー)でタッチラインにボールを出す、等をする際に左右の差が出ます。

一般的に、タッチライン側と逆側の足でキックを蹴ることが多いので、11番(左側)なら右足が利き足、14番(右側)なら左足が利き足であるほうが望ましいのかなと思います。

トッププレイヤーは両足で遜色なく蹴り分けられるとは思いますが。

また別にタッチライン側の足で蹴ってはいけないというわけでもないので、あればなおよし、というスキルでしょう。

なお、フォワードであった私はキックが蹴れるポジションのプレイヤーはかっこいいなと思っていました。

余談ですけど(笑)

こまごまと違いはあるんだな、これが

いかがだったでしょうか、ラグビーの左右のポジションの違い。

すごく細かい話なんですが、この辺が分かると、新たな選手の魅力に気づいたりできますので、チェックしてみてください!

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記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

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