こんちわ、ナヲヤです。
なぜか週末雨続きの生憎のお天気の中、皆様ご機嫌いかがでしょうか?
アウトドアな私は静かにはらわたが煮えくり返る気持ちでいっぱいでございます。。
聞くところによるとラグビーの試合でもところによっては3週ほど雨が続いており、プレーする選手、観戦するファンともども、負担がかかっているようですね。
雨がラグビーに与える影響って、どんなものがあるんでしょうか。
ちょっと考えてみたいと思います。
ラグビーには雨天中止がない
ご存知の方は多いと思いますが、ラグビーには雨天中止がありません。
そりゃ、大嵐で選手や観客が危険にさらされるような状況なら中止されるでしょうけど、多少の雨では中止になるとは聞いたことがありません。
これは、ラグビー発祥の地のイギリスの気候が背景にあります。
雨が多いとされるイギリスでラグビーの試合を雨天中止にしていると、いつまでたっても試合ができないから、という俗説があります。
なかなかユニークな俗説ですよね(笑)
かくいう私も台風直撃の日以外はラグビーの試合に出ていましたので、日本でもそういうことになっています(笑)
真偽のほどはともかく、よほどひどい雨でない限り、ラグビーは試合が行われるものということで間違いないです!
雨の日のラグビーの戦術
雨の日は風邪ひかないように頑張りましょう!
・・・
で終わったらあんまり苦労しないんですけど、、、雨の日はかなーり戦術が変わってきます。
たぶん、想像はつくと思いますが、まずボールが滑ります!
フィールドの泥や芝がくっついて、持ちづらさがヤバい!
なのでノックオンが増えます。。10/28の世界選抜戦も多かったですよね。。
ハンドリングエラーを起こすようなプレーは極力避けるほうが望ましいことになります。
例えば、ロングパス。投げるのもボールが滑るから大変ですし、取るほうも大変です。
雨の日は比較的近場へのパスを主体に戦ったほうが、リズムを崩さずにプレーできるのではないかと思います。
いわばフォワード主体。走りづらいのでバックスを活かすことができない場面も多いのです。
またキックも蹴り方を選ばなければなりません。
フィールドがぬかるむことで、転がすようなキックはボールが止まってしまうことで、距離が稼げなくなります。
止まることを見越して狙うのもありとはいえ、メリットが少ないので避けられる傾向にあると思います。
逆に、ハイパント(ボールを高く蹴り上げるキック)で敵とボールコンテスト(敵とボールを競ること)に持ち込む戦術は多くなります。
ボールが雨で取りづらくなっていることで、ノックオンの可能性は高くなっています。
なので仮に敵がキャッチしそうでも、ファンブルを誘うことができます。
雨の中の世界選抜戦は、途中キックの応酬の場面がありましたが、少しはそういう側面もあったんじゃないかなと思うところです。
無論、晴れの日ばかりでラグビーができるわけでもないです。
雨の日ならではの対策もとれないと、国際試合のようなレベルの高いラグビーでは致命的になるでしょう。
エディーHCの時代は、ハンドリングエラーを減らすために石鹸水につけたボールで練習していたようです!
なんて厳しい練習!!
勝利の執念はJJジャパンでもぜひ引き継いでもらいたいものですね!
雨による選手への影響
世界選抜戦では残念なことに、数人の選手が怪我により途中退場を余儀なくされました。
松橋選手は靭帯の怪我で、長期離脱になるかもしれず、日本代表にとっても大きな損失となってしまいました。。。
松橋選手には焦らず万全な身体に復帰してから、大暴れしてくれることを信じています! 一刻も早い復帰をみんなで祈りましょう!
トップリーグ開催時から数えても、ここ数試合、雨の中でのゲームが続いており、パワーが必要とされる場面が多くなっていると思います。
選手の体にかかる負担は大きく、加えて雨による冷えなどで、筋肉や腱のコンディションは悪い状態に向かっていると思います。
そんな中でも黙々と練習や試合に臨む日本代表には脱帽ですが、SRにも参加していた選手には相当過酷なスケジュールになっているはず。
上手くローテーションを行いつつ、どうか怪我のないよう、無事に11月を戦ってほしいと思っています!(難しいのは承知の上ですが。。。)
雨によるファンへの影響
雨の中でも応援をしているファンの皆様! 皆様はラグビーファンの鑑です!
だから、絶対に、、、風邪ひかないでね!
ラグビー場って風を遮るものがないから結構寒いんですよ。ラグビーのハイシーズンって冬ですからね。。
加えて雨など降ったらたまったもんじゃないですよね!
ガタガタ震えながらラグビー見ていると集中できずに楽しめないと思うので、雨対策や防寒グッズを紹介しておきますね。
試合によってはひざ掛け毛布の貸し出しありますけど、毎回あるとは限らないので携帯できるならしといたほうがいいです。
特に女性の方は、着込んでいても試合中ってあんまり動かないから足とか結構冷えます。ビールとか飲んだらなおさら。。
あと座席も結構冷たいので、お尻も覆えるとあったかいと思います。
転ばぬ先の杖でございます。。
あったかい飲み物をサーモスで持っていくのもお勧めです。ペットボトルとかだとすぐ冷えちゃうし、会場で売っているものも、頻繁に買いに行けませんし。
飲み過ぎにはご用心を。大事な場面でトイレに行きたくなりますよ。。。(笑)
雨が降りそうならカッパやポンチョを持っていきましょう。代表の試合だと赤いカッパもらえたりしますけど、ほかの試合だとどうだったっけ?
秩父宮だったら途中のコンビニで買えたりもしますけど売り切れているとちょっと怖いですしね。
余裕あったらチームカラーのカッパ探すとかどうです? それはそれでチーム愛だったり。
あ、傘を持っていくのはお勧めしません! 周りの人の邪魔になり、後ろの人が見えなくなったりしてトラブルにもなりかねません。
雨の日の観戦はカッパを着て、周りの人の迷惑にならないよう、楽しんでくださいね。
これからの季節に大事なグッズ3点の紹介でした。
お母さんやマネージャーに感謝しよう
最後、現役学生プレーヤーが忘れちゃいけないのが、ジャージを洗ってくれる人への感謝です(笑)
田んぼラグビーになって、元の色がわからないジャージを持って帰ってきても、洗ってくれる人がいるのはありがたいこと。
常に感謝の気持ちを忘れないでプレーできる人は、きっといい選手になれるはずです。
お母さんやマネージャーに感謝しましょう!
え? 自分で洗っているって?
それは、、、ご愁傷様(笑)
雨の日ラグビーあるある
- セービング大会開催
- 水たまりによりスクラム地点がずらされる
- ゴロパントがビタどまりする
- 試合前にでかい水たまりを砂で埋める
- ↑敵チームに手伝ってもらったりする
- 水吸う用のスポンジを大量投入する
- 結局そんなに意味なかった
- 試合終わった後は田んぼを耕したかのような達成感がある
- ↑次の日ボコボコに固まったグラウンドを見て唖然
- 転んでも痛くない
- 破傷風で脅される
- 女子マネに近づくと避けられる
- 誰が誰だかわからなくなる
雨の日に限らず、コンディションによって戦い方は大きく変わります。
日本代表も、雨に負けないで、11月を戦ってほしいと思います!
応援よろしくお願いします。
コメントはこちら