こんちわ、ナヲヤです。
師走の忙しい中、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はクソ忙しいです、ハイ。
このシーズンどこかでDCが加入した神戸製鋼の試合見に行こうと思っていましたが、結局行けず、TLは神戸製鋼の復活Vで終わってしまいました。
無計画はやっぱり駄目ですね!
本来ならしあいの振り返りもしたいんですが、ちょっと本業の方が忙しく、試合もろくに見れていないので、Twitterで仕掛けた、
「ラグビー用語を日本語に訳したい」というネタを投下してみます。
なお、ここに記載される訳された用語は公式なものではなく、すべて著者のナヲヤの妄想であることをご了承ください。
リアルで使うと恥をかきますよ、ということです(笑)
もくじ
元ネタは野球用語
用語が綺麗に訳されているのは野球が有名ですね。
ていうか、野球だけが異質。
日本は外来語をそのまま日本語として使う習慣がありますよね。
サッカーの用語もほぼ英語そのまんま。ゴールキーパーを日本語で、とかって言われても困りますもんね。
野球だとピッチャーは投手とか、スッと出てきます。
これは明治期に野球が日本に輸入されたころ、中馬さんや正岡さんといったベースボールフリークな方々がベースボール好きすぎて半ば遊び半分で用語を作っていったのではないかと私は睨んでいます。
ダブルプレー → 併殺 とか「なんて美しい意訳!」と思ってしまいます。
漢字文化って発音されなくても字面で意味が取れるから、記録の確認でも瞬時に内容が理解できます。
これって結構画期的。
ちょっとわかりづらいところがあるラグビー用語も漢字で表現してしまえば理解が一瞬なのでは!?
まずはポジション名から
ラグビーのポジション名って遊び心溢れる作られかたをされているのでそのまま訳すと何のこっちゃになる可能性が高いです。
試合の中での役割とか、意味合いを重視した意訳が必要でしょう。
フォワード&バックス
まずはフォワードとバックスていう大きなくくりで行くと…
- フォワード → 前衛手
- バックス → 後衛手
これでもいいかな…? 安直すぎます?
訳としても意味合いとしても、もとのフォワードバックス自体がこんな感じなんじゃないかな。
プロップ
次、プロップに行きましょう。
プロップは「支柱」っていう意味を持ちます。シンプルに行くと、
- 1番 → 左支柱手
- 3番 → 右支柱手
てな感じかな。
ルースヘッド&タイトヘッドで表現するなら、
- 1番 → 緩頭支柱手
- 3番 → 緊頭支柱手
みたいな。
今書いていて思ったんですけど、漢字5文字になるとエラく見づらくなりますね。
3文字くらいに収めてほしみがあります。
フッカー
次、フッカー。
フッカーはスクラム時にボールを掻き出すところからフック(鉤=先の曲がった、ものをひっかける道具の意)の意味を持ちます。
- フッカー → 鉤手
むっちゃシンプルですが、これでもいいかな? 鉤が一般的でないなら他の馴染の深い、似たものに置き換えるのも手なんですけど。
- フッカー → 鎌手
期せずして読みが「カマテ」になるというお話(笑)
ロック
ロックは錠の意味。スクラムのバインド(横との連結)を結束させる役割が起源と言われています。
- 4番 → 左錠手
- 5番 → 右錠手
でOK?
中国語のラグビー用語をカンニングしつつやっているんですけど、中国語では「鎖」を当てていました。
なるほどなー。
- 4番 → 左鎖手
- 5番 → 右鎖手
でもカッコいいかもしれません。
フランカー
フランカーはスクラムの横に位置することから、軍用語で「側兵」(本体の横を守る隊)という意味を持ちます。
これをそのまま使うと、
- フランカー → 側兵手
てな感じになりますね。
フランカーの場合、右左って言うよりはオープンサイドかブラインドサイドかっていうくくりが多いので、
- オープンサイド → 陽(側)
- ブラインドサイド → 陰(側)
とかくっつけてもいいかもしれない。
陽側兵手:リーチ・マイケル みたいな表記になるわけです。かっこよくありません?(笑)
ナンバーエイト
これが最強に難しい。
エイトって何でもできるイメージだけど、逆にエイトだけがやるプレイってのもあんまりない気がするんだよね。
由来だって「8番目だから…」っていう「ホンマにお前本気出して考えたんか?」って言いたくなるような理由(笑)
故に、
- 8番 → 八番
にしかならない。
ネタ的に作るならば、、、
- はっちゃん
- ハチ公
- 八兵衛
- ハッチ
等々。
スクラムハーフ
ハーフ団はポジションの位置が名前の由来。スクラムに近いハーフだからスクラムハーフ。
そもそもスクラムの意訳が難しい。中国語にも一応「并列争球」というスクラムの呼称はあるみたいだけど、長いしなあ…。
そんな中国。スクラムハーフをなんと表現しているかというと、
「传锋」(伝鋒)
スクラム云々は捨ててゲームの中の役割をイメージできる名前に特化していますね。
パクるか…
- スクラムハーフ → 伝球手
とかどうでしょう? 連球手でもいいかな…?
スタンドオフ
スクラムから離れた位置にいるから「スタンドオフ」。
これも離立手とかやってしまうと完全に何やっている人なのか分からなくなりますね。
戦術を司る司令塔的なポジションだから、そのあたりが分かってもらえる意味合いにしたいですね。
ちなみに頼みの綱、中国語は「传接锋」(伝接鋒)。
これはスクラムハーフとあんまり差が無いからちょっと変えたい。
- スクラムハーフ → 後衛指令手
これだとスクラムハーフとあまりに差があるかなあ…。
ハーフが球出すだけに見えるとアレですよね。文字数も多いしなあ…。
良い案あったらそっと教えてくださいませ。
センター
バックスで真ん中の位置にいるセンター。
これはシンプルに行けそうだ。
インサイドとアウトサイドがあるので…
- インサイドセンター → 内中堅手
- アウトサイドセンター → 外中堅手
てな感じかな?
どこか柔道っぽい(笑)ですが、Twitterで頂いた案の中に「堅」を使った案がありまして、ディフエンス時のイメージもあっていいなと思ってました。
ウイング
ラグビーのポジションの中でもっとも外側に位置するウイング。
まさに翼のイメージなので、この「翼」を使わないわけにはいかんでしょう。
- 11番 → 左翼手
- 14番 → 右翼手
これは満場一致な気がしますけどどうでしょう?
野球のライト、レフトと同じなのはご愛嬌(笑)
フルバック
ラグビーの一番後ろのポジション。故に名前もフルバック。
色んなイメージがあるので、アイデアも豊富に湧いてきそうですが、私は最後の砦感を重要視したい。
直訳すると「最後方」みたいになってしまうので、ここは古風な日本語でアレンジしましょう。
- フルバック → 殿軍手
中国語は「殿卫」(殿衛)を当てているのでほぼパクりなんですけども、「殿軍」(しんがり)をどうしても使いたかった(笑)
まあ、「しんがり」ってどちらかというと撤退戦のイメージがあって、ラグビーにそんなシチュエーションないんですけども…。
ただ最後方という意味を一字で表すには「殿」が適切なんですよね。
漢字の勉強にもなってしまいますね!(自画自賛)
ここまでのおさらい
- 左支柱手
- 鉤手
- 右支柱手
- 左錠手
- 右錠手
- 左側兵手
- 右側兵手
- 八番
- 伝球手
- 後衛指令手
- 左翼手
- 内中堅手
- 外中堅手
- 右翼手
- 殿軍手
うむ、なんか野球の打順みたいになりましたね!
エイトの浮きっぷりがヒドイ(笑)
今度は反則名やるよ!
思いのほか面白い漢字に訳してみる企画。
今度は反則名でやってみましょうかね?
反則名ってまんま英語なので、イメージ付きづらい人も多いんじゃないかな。
それが感じで2~3文字で表現されていたら実はわかりやすくなってしまうのでは? という淡い期待。
応援よろしくお願いします!
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