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投げ銭でチームが応援できる!?/新しいラグビー応援のカタチの話

投げ銭でチームが応援できる!?/新しいラグビー応援のカタチの話

こんちわ、ナヲヤです。

スーパーラグビーも今シーズンが終わって、束の間ではありますが、ラグビーも一息ついております。

今週末は7’sのワールドカップもありーの、TLの開幕も間近に迫りーので、ラグビーファンは嬉しい悲鳴を上げているかもしれません。

そんな中、いちラグビーファンとして気になるニュースがあったので共有します!

ラグビーの応援が新しい形に変わるかも…?

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スポーツ選手を投げ銭で支援!

スポーツチームに投げ銭できるサービスEngateを9月開始、NEMブロックチェーンでトークンを発行

Twitterでは多少私が喚きましたが(笑)、詳細は上のリンクをご参照ください!

ブロックチェーンという技術を使った、スポーツ選手やチームの支援サービスが2018年9月よりリリースされるようです!

ごく簡単に概要をご説明すると、このサービス、Engateに参加したチームは試合や練習の風景、メッセージ動画などをファンに向け配信。

ファンは投げ銭に使用されるトークン(お店のポイントのようなもの)を購入し、応援したいチームにトークンで購入した電子ギフトを送れるというもの。

トークンは換金することができて、それによってチームは収入にすることができるという仕組み。

なんか面白そうじゃありません?

参加する団体は??

現時点で、8競技20チームの協力を得ている。競技の種類はハンドボール、サッカー、フットサル、野球、格闘技、バスケットボール、バレーボール、ラグビーの各種。また、プレスリリースでは以下のチーム代表が賛同を表明している。

  • 徳島インディゴソックス(プロ野球独立リーグ・四国アイランドリーグplus所属) 球団オーナー 荒井健司氏
  • レイナ川内レディースサッカークラブ 代表 山口 純氏
  • フウガドールすみだ(フットサルクラブ) 代表 安藤弘之氏
  • 日本ハンドボール協会 会長 湧永寛仁氏
  • 日本ハンドボール協会 事務局長 清水茂樹氏

記事からの引用ですが、既に四国独立リーグのチームなどは参加表明をしていますね。

そして、よーく見てください。ありますよ、ラグビーが!

まだどのチームが、までは発表されていないですが、どこかしらのチームが参加してくれそうです。

9月にリリースなのでトップリーグ開幕にもちょうどよい時期ですね!

これは面白くなりそう!

ラグビーを取り巻く環境

ラグビーはまだまだ日本国内ではマイナー競技の域を出ていません。

今でこそ市民権を得つつありますが、観客動員なども考えると、野球やサッカーほどの規模は無いでしょう。

まず競技的な面で辛い点がいくつかあります。

まずは1チームの構成メンバーが多くならざるを得ないこと。

ラグビーは試合に出る人数だけでも15名必要。野球は9名、サッカーは11名、バスケなら5名で済みます。

当然リザーブも必要ですから15名ぴったりではいけません。

単純に選手の年棒が同じならバスケの3倍くらいコストがかかるのです。

さらに、競技としては消耗が激しいですから、ローテーションも考えると、なんだかんだで少なくとも30~40名は必要でしょう。

これがラグビーの痛いところです。。。(金銭的な意味で)

プロ契約している選手もいますが、引退後のことを考えて社員契約の選手も少なくありません。

大きなケガのリスクを抱えて、ラグビー一本にコミットするのは、それなりに覚悟が必要だということですね。

投げ銭はチームを救えるのか?

さて、本題。

とかくお金のかかるラグビーチームの維持を、投げ銭で支えることができるのか? という問題。

こればっかりは、やってみないことには分からないですね。

全くの新しい試みなので、どのくらいファンが動くかは未知数です。

当然、投げ銭だけもらうわけにはいかないので、チームもファンに還元する方法を考えなくてはいけません。

グッズを送るとかだと物販と変わらないですし、試合に招待なども、そもそも来れない人にはメリットが少ない。

チームもこのサービスを導入するうえで、整備しなきゃいけないことはたくさんあるんです。

課題は多い。

投げ銭があれば万事解決とはいかないでしょうけど、今まで資金繰りに苦労していたチームでも知恵を出し合えば財源を作るチャンスが生まれます。

ここに、チームごとのカラーが出てくるような気がしますね。

ファンも、試合観戦やグッズ購入だけでない、新しい支援の方法が増えることでできることはあるはずです。

チームや選手とファンが一緒になって、「どうすればチームが盛り上がるか?」を考えていく、大きな機会になると思うのです。

昔懐かしハンマー〇ライス企画パクれるかな?

いい例が思いつかないんですが、、そうだなー。。

昔やってた某オークション番組の企画をパクるってどうでしょう?

一定金額を投げ銭したら、チームが草ラグビーの試合の助っ人に来てくれたり、息子のラグビーチームにコーチとして来てくれるとか。

別にラグビーに限らなくたっていい。「○○選手が引っ越し手伝います」、「××選手がバイクで迎えに来ます」とか。

実現するかどうかは別ですよ…? いろいろ問題もあると思うので…。

でもファンとチームの距離が近いラグビーならではのアイデアがたくさん生まれると良いと思うんですよ。

ラグビーのアイデアが他のスポーツもけん引するようになったらいいなと個人的には思っています(笑)

何故ブロックチェーンなのか?

別に普通のお金で良くない? と思ったアナタ。鋭い。

ふつーに日本円を銀行とかで振り込んで送金したって良い訳です。

ただ敢えてブロックチェーンであるのは訳があるんです。

ブロックチェーンとは、今話題の仮想通貨(暗号通貨)のベースとなっている技術。

凄く簡単に言うと、世界中のコンピューターで計算、認証された、改ざん不可能な台帳だと思ってもらえればいいかなと思います。

その技術はお金として使うのに都合がいいことから仮想通貨が生まれたわけですね。

ブロックチェーン自体はお金としての用途以外にも様々なユースケースが想定できます。

例えば契約書の作成とか、不動産の管理とか。

今回のサービスはお金(ポイント)の送金用途が近いかなと思います。

少し遠回りしましたが、なぜ銀行振り込みなどにしないのか、の答え。

…送金手数料がめちゃ安いのです。

これによって少額でも気兼ねなく投げ銭ができます。

だって嫌でしょ? 100円送るのに手数料324円とかかかったら。

馬鹿馬鹿しいのでまとまった金で送りたいと思ってしまうし、それだと惜しくて投げ銭できない人も多いでしょう。

100円を手数料数円とかで送れるなら、小口のお金の流通が図れます。(マイクロペイメントなんて呼びます)

さらに、このサービスが採用しているNEMというプラットフォームは、送金の速さがトップクラスです。

私、実際に支払いで使用したことがありますが、数秒くらいで相手に着金させることができます。

銀行振込よりも圧倒的に早いんだな、これが。

NEMを使ってみた感覚は以下の記事をどうぞ。ラグビーブログで何やってんだという感じですが(笑)

【NEM】初めてXEMでお買い物決済してみた話 in “nemcafe”【仮想通貨】

最先端の技術でラグビーが応援できるようになるなんて、いい時代になったもんです。(笑)

応援のカタチはさまざま!

私自身は、少額でもチームを支援できるという感覚があったほうが、よりチームを身近に感じることができるのでうれしいと思っています。

新しい試みには何かと壁もあるかと思いますが、チームとファンが一体になって新しい応援のカタチをつくる未来がくればいいなと思っています。

10年後には全く新しいラグビーチームの在り方ができているかもしれないですね!

Engate、ご注目ください!

応援よろしくお願いします!

記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

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