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【開幕!】初戦から大激戦!?トップリーグ2018-2019開幕の話

【開幕!】初戦から大激戦!?トップリーグ2018-2019開幕の話

こんちわ、ナヲヤです。

8/31より、国内最高峰のラグビーリーグである、トップリーグの2018-2019シーズンが開幕しました!

楽しみにしていて、現地へ応援に行っていた方も多いと思います!

開幕戦はどの試合も、開幕戦の名にふさわしい…

いや、これ、開幕戦なの!? というくらいオールアウトの大激戦が繰り広げられていました!

そんな熱い開幕戦で感じたことを記事にしてみようと思います。

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今季のトップリーグのスケジュールおさらい

さて、ここでトップリーグのスケジュールが昨季とは大きく変更があったので、おさらいしておきましょう。

今季のトップリーグは、全体のスケジュールが短縮化されております。

10月下旬まで行われるリーグの試合数は7試合しかありません。

ウインドウマンスの期間は中断され、12月には順位決定トーナメントが行われ優勝が決まります。

例年1月まで行われていたトップリーグですが、今季は年内で優勝まで決まってしまう短期決戦仕様になっているのです。

この短縮化の理由ですが、サンウルブズのSR参戦による一部選手の負担(主に年間の試合数)や、来年行われるワールドカップへの準備などを考慮しての施策と言われています。

リーグの形式が変わったことにより、各チームは今季のトップリーグを戦い抜く戦略&プランを大きく変更する必要が出ていると思います。

短期決戦である今季TL攻略のキモとは?

ラグビーは流れや勢いのスポーツでもあります。

1試合の中で展開が変わる瞬間が何度かありますが、シーズンという長いスパンで見ても、チームの勢いができたり、あるいは失ったりという変化が起こることがあります。

短期決戦の場合は、ここに恐ろしさがあります。

初戦で歯車が噛み合わず、勢いに乗れないと短期で立て直すのは至難の業でしょう。

よーいドンで始まる短距離走みたいなもんですから、スタートで躓いたら圧倒的に不利ですよね?

おそらく各チーム、今季のプランや戦略があると思いますが、それが果たして「うまくいくのか?」「手ごたえはあるのか?」という検証事項があると思います。

これが否定されたら今季どうなってしまうのか??

そういう大きなプレッシャーの中で、TLの選手やスタッフの方々は開幕戦を戦っていたのだと思います。

私的ピックアップ開幕戦

まだ全部の試合をチェックできてはいないのですが、開幕気になっていた試合を私的にピックアップします!

完全に私の好みでピックアップしているので、「なんで○○なんだ!?」みたいなカミソリレターはおやめください(笑)

時間作って試合たくさん見なきゃね(笑)

キヤノン対東芝

8/31(金)の夜、秩父宮ラグビー場でのTL開幕戦を飾ったのはこのカード!

かたや、リーチマイケル選手や徳永祥尭選手などの日本代表選手を擁する古豪。

対するキヤノンは毎季着実に戦力アップを重ね、今季は元南アのHCであるクッツェー氏を迎え、豪華布陣となりつつあります。

私、TLではキヤノン推しでございます。

実家が練習場からほど近く、なんなら歩いていけるくらいの距離にあるからなんですけどね。

前半、キヤノンは先制したものの東芝に2トライを奪われ逆転され、やっぱり難しいのか…? と思わせる場面もありました。

しかし、田村優選手のキックで射程圏内に喰らい付き、前半を11-14で折り返します。

東芝は開幕戦ということもあってか、惜しいところでミス発生し攻めきることができていなかったですね。

逆にそんなミスを着実にトライに繋げる戦い方ができたキヤノン。

優さんのキックも冴えわたり、ハイパントや外を大きく使うキックパス、しかも逆転DGまで決めてくれました!

流石だぜ、日本代表スタンドオフ!

最後はフッカーであり、共同キャプテンの一人である庭井選手の根性顔面キックチャージが飛び出し、これをトライに結び付けダメ押し加点。

26-20でキヤノンが開幕戦勝利をものにしました!

最後の選手の表情は非常に印象的でした。オールアウトっぷりが半端なかった。初戦に賭けた両チームの意気込みが伝わってきました!

キヤノンは昨シーズン、惜しい敗戦が多くて実力をうまく発揮できずにいた感があったので、この勝利は嬉しい!

この勢いを崩さずに、今季は順位上位に食い込んでほしいな!

日野レッドドルフィンズ対宗像サニックスブルース

同じく8/31(金)、町田市立野津田公園陸上競技場で行われた試合。

ちなみに、この競技場も私の実家からすげー近い。

VIVA!! 菅平に次ぐラグビーの聖地、多摩!! (異論認めます)

そんな多摩に今季からもう一つトップリーグのチームが増えました。

日野レッドドルフィンズ!!

昨季トップチャレンジリーグよりトップリーグ入れ替え戦で勝利。

今季より地域密着の観点から企業名でなく、自治体名をチーム名に採用し、日野レッドドルフィンズとしてトップリーグに参戦しました。

よって、自分的には激熱のチームであります。

神戸製鋼から移籍の木津選手も加わって、ますます注目です!。

さてそんな日野レッドドルフィンズの初戦の相手は宗像サニックスブルース。

トップリーグ昇格の試金石となる試合でしたが、なんと33-3の猛攻で日野レッドドルフィンズが圧勝!

攻撃力のある宗像サニックスをノートライに抑え込みました!

日野レッドドルフィンズ、恐ろしい子ッ!!

最初は難しいかと思っていたのですが、堂々たるTLデビュー! 今季楽しみです!

サントリー対トヨタ自動車

最後はこの試合。

9/1(土)豊田スタジアムで行われたサントリー対トヨタ自動車。

昨季の順位上位同士のカードでしたから、注目度も大変高かったようです。

また両チーム、新人を多く起用しているところも面白かったですね。

サントリーでは昨年の大学ラグビーを盛り上げていた、堀越選手、梶村選手、尾崎選手などの若手の名前が挙がっていました。

試合は一進一退の攻防。

しかし前半29分にサントリー、マット・ギタウ選手が負傷で田村煕選手に交代。

待ってました! 田村選手! 長かったねー(泣)

開幕戦でしかも予期せぬタイミングでの途中出場となったと思いますが、直後のPGを無事に決め強心臓っぷりを見せつけてくれました。

この試合はサントリーの新人センター、梶村選手がすごい試合でもありました。

まあどこから来ても当たる、当たる。超元気。

何その無尽蔵なスタミナわ?

しかも確実にゲインしているから、攻める方は相当楽でしょうね。ブレイクダウン時に孤立さえさせなければ、サントリーの大きな武器になるでしょう。

サンウルブズのマイケル・リトル選手みたいになれるんじゃないかな。

日本代表への参加にも期待してしまいます。

トヨタ自動車は姫野選手のジャッカルがやっぱり半端ない!

もはや日本代表にいなくてはならない選手になっていますが、TLでもそのプレーは健在です。

惜しむらくは、トヨタ自動車にペナルティが多かったこと…。

後半の後半まで、リードをしており昨季王者から開幕戦勝利を手にする、かと思われたのですが、最後にドラマが待っていました。

それまでにノットロールアウェイを取られ続けていたトヨタ自動車は、レフェリーから注意を受けていました。

「次やったらチームの反則としてシンビン」という注意だったのですが、これが最後の最後、84分に、しかも姫野選手に出てしまいます。

トヨタ自動車のフォワードの要である姫野選手を欠いたことで、試合終了間際に大きなピンチを招いてしまいました。

たいして押せ押せのサントリーはミスも無く猛攻を続けます。

とっくに80分経過のホーンは鳴っているのですが、ラストワンプレーがとまらず、時計は88分を指していました。

トヨタ自動車もディフエンスの際に反則が続いてしまい、サントリーの攻撃を止めることができませんでした。

最後はサントリーがスクラムでトヨタ自動車を圧倒。

スクラムの中のボールを蹴ったことでサントリーが認定トライを得て、27-25で勝利しました!

開幕戦なのに、まるでシーズンの優勝決定戦のような盛り上がり。

姫野選手はシンビンとなってから不安そうな表情を浮かべていましたが、敗戦が決まり号泣…。

「自分のせいで勝利を逃した」と。

負けはしましたが、今季も絶対強くなるね、トヨタ自動車は。

対するサントリー。王者の風格ですね。

若手を起用し、途中勝利が危ぶまれる苦しい試合展開もものにしました。

このプレッシャーを経験した若手たちは、今季さらに成長するでしょう。

サントリー、どこまで強くなってしまうんだッ!!

気になる各会場の観客動員数

さて、ここでうれしいニュース!

前述の豊田スタジアムでの試合、トップリーグの最多観客数記録を更新したようです!

なんと、、

31,332人!!

すげー! 本当にラグビー見に来たの??(おい)

3万人を超えたのも史上初のようですね。

着々とラグビーファンが増えているってことでいいのでしょうか?

このシーズン中に、この記録を塗り替えたりできるとより素晴らしいんだけど、どうかな(笑)

ここが人気のピークだったと言われないように、盛り上げていかねば、ですね!!

ちなみに、第一節各試合の観客数置いておきますね!

  • 8/31(金)19:30 キヤノン対東芝 26-20 @秩父宮 …9,477人
  • 8/31(金)19:30 日野対宗像サニックス 33-3 @町田 …3,867人
  • 8/31(金)19:30 パナソニック対クボタ 15-11 @金鳥 …4,199人
  • 8/31(金)19:30 神戸製鋼対NTTコム 34-27 @ユニバ …5,430人
  • 9/1(土)16:30 ヤマハ対コカ・コーラ 43‐3 @豊田ス …19,023人
  • 9/1(土)19:00 トヨタ自動車対サントリー 25‐27 @豊田ス …31,332人
  • 9/1(土)16:30 NEC対豊田自動織機 8-9 @秩父宮 …4,079人
  • 9/1(土)19:00 リコー対Honda HEAT 39-34 @秩父宮 …6,312人

トップリーグよっといで!/お客さんをたくさん集めようの話

金曜日の開催でもたくさんお客さん集まっていますね!

是非この勢いを続けていってほしいですね!

応援よろしくお願いします!

記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

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