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日本代表対AB’s戦/本番までの課題感を考えてみる話

日本代表対AB’s戦/本番までの課題感を考えてみる話

こんちわ、ナヲヤです。

先日は世界選抜戦にブレディスローカップと、ラグビーファンとしては目が離せないマッチが多かったですね!

世界選抜戦では惜敗してしまった日本代表。

11/3に戦うのはブレディスローカップで今季のワラビーズから3戦全勝を奪ったAB’s!!

日本代表が持つ現在の課題感、そしてAB’s相手に如何に戦うべきかを考えてみようと思います!

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今回のAB’sは世界最強?

さて、ブレディスローカップではまさに本気のAB’sが見られたわけですが、11/3の対日本のメンバーは多少異なります。

というのも、11/3以降のニュージーランドの日程は欧州遠征。

そこでブレディスローカップを終えた主力選手は先んじてイギリスに向かっちゃっているんですね…

んで、11/3に日本と対戦するのは、一部の選手と、11/3の試合のために日本に来るスコッドの選手。

若手やキャップ数少なめの選手が中心です。

「え、日本はなめられているの?」

とらえ方にもよるんですが、今の日本の実力では主力中心のチームを当てても得るものはない、というのが彼らの見方でしょう。

これはランキングに差のある両国の悲しい現実ですね。

かといって、ニュージーランドが手を抜いてくるわけではないです。

仮にもAB’sですから、日本には負けられないというプライドを持って戦ってくるでしょう。

さらには、今回のメンバーはAB’sの主力として「認められたい」メンバーが中心です。

W杯まであと一年を切った今、アピールのチャンスは少なくなっています。

このチャンスをものにしようとしているプレイヤーは少なくないはず。

むしろ油断してはいけないのは、日本の方なのです。

日本はAB’sに勝てるのか?

強いとはいえ、さすがにワラビーズに勝ったチームと比較すれば、11/3のチームはレベルが幾段か落ちるはず。

モチベーションの高さは否めませんが、日本にも勝機が無いわけではないと思います。

心情としてはやはり日本に「主力を使わないからこうなるんだぜ!」とか言えるくらいに勝ってほしいもの(笑)

そのために、現状で日本の抱える課題を私目線でピックアップしてみようと思います。

課題①突破力

世界選抜戦で、最初の最初はアクセル全開で敵陣に迫ったものの、どうしても最後のラインを突破することができていませんでした。

結果競り負けてミスしたり、逆に大きくゲインされたり。

息切れしたところを巧みに突かれたのが、世界選抜戦での敗因でした。

世界が誇るベテラン集団のディフエンスが上手かったのは事実そうでしょうが、やや突破力不足かなとも思いました。

ディフエンスラインを後退させるようなアタックはあまり見られなかったような気がするのです。

日本のトライシーンはバックスの個人技だったり、うまくはまったキックだったりで、押し切る形があまりなかった。

2015年の南ア戦は当たると確実にゲイン出来ていて、強敵相手なのに安心して見ていられました。

戦略かもしれませんが、キックを多用するようになってからコンタクトの部分に関してはやや弱体化しているかなと。

相手のディフエンスラインを崩すアタックはやはり持っておかないと、攻撃のオプションは極端に少なくなります。

まして、AB’sのようなチームが相手であれば、なおのことコンタクトの強さは必要になります。

その理由が次…

課題②キックの使いどころ

AB’sはアンストラクチャーに強いチームです。

1人でもバンバン仕掛けてきます。

とにかくスペースを与えると好き放題やってきますから、いかに相手にスペースを与えないかを念頭に置かないといけません。

そこで、不用意なキックはかなり制限されると思います。

今の日本代表はハイパントを割と使っているように思いますが、再確保の確率はそれほど高くはありません。

1つは落とす位置の精度、さらには小柄であることの空中戦の不利などもあるかもしれません。

少しでも落下地点が奥になってしまえば、AB’sの格好の餌食…

シビアなコントロールが求められる試合の中で、キックを如何に使うのかは11/3の試合のポイントになりそうです。

前述のコンタクトに自信があるのであれば、キックしてボール持たせて囲い込むこともできるのですが、はてさて。。。

【ラグビー観戦】ラグビーのキックについての疑問について答えてみる話

課題③規律

世界選抜戦はやや規律が良くなかったように思います。

ペナルティも良く取られていましたし、自陣での反則は強い相手であればあるほど痛くなります。

AB’s戦はほとんど自陣で戦うことになるでしょうから、長い我慢が必要な時間帯がおそらくあるでしょう。

そんな時に短気を起こさずいかにプレーを続けられるかは、一つの課題なのだと思います。

規律を守り続ければ、相手にミスが生まれるかもしれません。テンポに乗れない敵は規律を乱すかもしれません。

我慢比べになった時に、常にこちら側が優位に立てるように、世界選抜戦で得た気づきや反省点は解消しておいてほしいですね。

11/3@味の素スタジアムで決戦だ

今年の日本代表の試合が日本で観られるのはこれで最後でしょうか?

私は、日本代表は15年W杯の時より進化していると思います。

W杯まで一年を切ったこの時期に、世界最高峰のラグビーと戦ってどういう結果、どういう成長を魅せてくれるのかは非常に楽しみです。

あわよくば勝って、欧州に飛んだ選手たちを呼び戻していただきたい(笑)

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記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

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