こんちわ、ナヲヤです。
ちょっとラグビーから遠ざかっていました、すみません(汗)
TLも残すところあと一節。
でもTLが終わっても花園や大学ラグビーやSRが始まるから、まだまだ解説飛ばしていきますよ!!
もくじ
頭に付けているのは何?
さて、ラグビーを見ていると選手の中に帽子のようなものを身に着けている人がいると思います。
これが通称「ヘッドキャップ」です!
かぶっているとどんな効果があるんでしょうか、順を追って説明していきますね。
ヘッドキャップはプロテクターだ!
なんか、当たり前のようなことを言っているかもしれませんけど、、ヘッドキャップは頭を守るプロテクターです。
ラグビーの道具として認められたものに限り、公式戦で使用することができます。
素材は衝撃吸収材のような、硬めのスポンジのようなものでできています。
なので、ある程度の力はヘッドキャップが吸収してくれるようになっています。
かぶった状態で軽く小突かれるくらいだったら、全然痛くないです。
本気でぶたれたらたぶん痛いです(笑)そんなくらいの防御力です。
アメフトのようにヘルメットになればまた違うんでしょうけど、あんなにガチガチに硬いわけではありません。
生身の相手にぶつかる可能性もありますから、その辺はキチンと考慮されています。
基本ラグビーは体より硬いものは身に着けません(笑)(スパイクは別ですが。。。)
例えばサッカーでおなじみの脛あても禁止です。必要度合いで行ったらサッカー以上にほしいところではあるんですけど、コンタクト時の相手への影響を考慮して禁止になっています。
コンタクトは激しいのに、プロテクターは緩めという、ラグビーの不思議な文化ですね(笑)
ヘッドキャップは、なんで着けている人と着けていない人がいるの?
TLや大学ラグビーを見ていると、ヘッドキャップを着けている人とそうでない人がいることに気が付きます。
どっちかというと、ヘッドキャップを着けているプレイヤーは少数ではないでしょうか?
ヘッドキャップは、高校生以下では着用の義務がありますが、それ以上になると任意になります。
高校ラグビーを見る機会があったら、確認してみてください。高校生の場合はすべてのプレイヤーがヘッドキャップを着用しているはず。
大学などでラグビーをする場合は、各プレイヤーが着用する派、しない派に分かれていきます(笑)
着用する派の主張
- 安全第一!
- 髪が鬱陶しい
- なんとなくないとしっくりこない
などなど。堅実な意見だったり、ヘアバンド替わりだったり、はたまた習慣になっていたり。
基本的には頭に何かあった場合は、ヘッドキャップを着けていたほうが確実にダメージは軽減されます。
なので、着用する派が多いと思いきや、実は少数派であったりします。。
着用しない派の主張
- ださい
- ヘッドキャップは苦しい
- サインのコールが聞こえない
- せっかく大学生なんだから
(笑)
でも本当にこんな理由でつけません(笑)
私も最初は大学生になってもしばらくつけてたんですけど、途中からつけなくなりました。
ヘッドキャップは熱かったし、私はロックでラインアウト時後ろのジャンパーを務めていたもんですから、着けてるとサインが聞き取りづらかったんですね。
で、とある試合で、たまたま自分のヘッドキャップを先発選手だった先輩(ヘッドキャップ忘れた)に貸したんですが、貸したまま負傷選手が出てリザーブだった私が途中出場することになってしまったのです。
(やべーヘッドキャップ先輩に貸しっぱなしだー。コンタクト怖いなー)
とか思いながら出場したんですが、、
これがまー快適快適(笑)
もちろんヘッドキャップが無いといざって時は怖いんですけど、それ以上に頭を圧迫されていないという解放感と、サインの聞き取りやすさが心地よくて、一瞬で宗派替えしてしまったんですね(笑)
同じような体験している人、いるんじゃないかな(笑)
昔よりも格段に良くなったヘッドキャップ
私の高校時代はギリギリ現役であったんですけど、頭のハチマキつけるところはそれなりに厚いけど、頭頂部のあたりは十字で守られているだけのヘッドキャップがありました。
これで通じるかな。。。
昔はこんなやつが主流でした。
柔道でしたら頭頂部に衝撃というのは考えにくいので、これでもよさそうな気がしますが、ラグビーの場合、ブレイクダウンの中などで身動きできないときに頭にスパイクが当たったりします(笑)
するとですね、頭頂部はガードされてない面が大きいから、うまくそこに当たっちゃうとスパッと切れたりするんですね。。。
ヘッドキャップ付けているのに流血っていう、悲しい事故が多かったように思います。。。
今検索しても、カンタベリーとかミズノのいい奴しかヒットしないんですよね(笑)
冒頭の広告のような奴だと頭を覆ってくれているから、スパイクのスタッドで頭をカット、みたいな事故は激減したように思います。
道具も進化を続けているんですねー。
ヘッドキャップあるある
- ヘッキャと呼ぶ
- ヘッドギアとは呼ばない
- 商品名ではヘッドギアだが、オ〇ムを連想させるため、そう呼ばないことにした(私の高校)
- 蒸れる
- 着けているとはげるという都市伝説
- ヘッドキャップ着けてても、痛いもんは痛い
- 脳震盪くらいなら余裕で起こります
- 高い(5000~8000円くらい)
- 高いから失くすと凹む
- 汚れが落ちにくい
- 使い込むとクッションが潰れて意味なくなる
- 坊主の人は絶対着けろと言われる
- ↑見ているこっちが怖いから
- 言うこと聞かない坊主は頭カットの憂き目を見る
- 南ア戦の時のマットフィールドのヘッドキャップが欲しくなった
- イキった高校生が緩くつけて審判に注意される
- それでも戻さないうかつなやつはカチ上げられて無事死亡
ヘッドキャップの謎は解けましたでしょうか(笑)
ラグビーならではの不思議なギアなので、今まで疑問に思っていた人もいるんじゃないでしょうか。
ラグビー解説頑張るぞ!
応援よろしくお願いします!
コメントはこちら