こんちわ、ナヲヤです
6/23、テストマッチ第3戦のジョージア戦が行われました!
梅雨真っただ中の雨の試合となりましたが、結果は日本代表が28-0でジョージアに対し完封勝利!
今までの歴史の中で実力拮抗していたチームに対し、はっきりと差をつける勝利をものにしました!
日本代表がどんな試合をしたのか、振り返ってみましょう!
もくじ
キックの不調とジョージアの粘り
前半開始早々に、田村選手のショットが決まり3-0。
狙える距離であれば、バンバンショットを狙って点数を積み重ねていこうという戦略です。
雨の日ということもあり、ハンドリングエラーが多くなることが予想されます。
キープするのにもリスクはあるので、キックが多くなる試合であることは予測されました。
まずは出だしに先制できたことで最初の流れはつかめるかなと思った矢先。
またもショットの機会が訪れますが、これは外し追加点ならず。
そのすぐ後にレメキ選手がデンジャラスタックルを受け、ジョージアにシンビン。15対14の状況に。
その直後のショットも外し、日本は追加点ならず。いまいち流れをつかみきれない展開になります。
ここでジョージアが頑張ります。
持ち前のフィジカルで1人足りない状況をカバー。
本来の日本であれば、もうすこし攻撃で有利に立てると思われたのですが、相手を崩せないどころか危ない展開すらあります。
結局数的優位を活かせず、追加点もできませんでした。
メンバーが入れ替わったことや、雨で感覚が変わっていたのかもしれませんが、全体的にテンポの良くない試合運びです。
さらには、田村選手のキックが不調。。。
前半5本のショットがありましたが、成功は2本。絶不調でした。。。
最後は野口選手にキッカーを譲ってゴール成功。
前半は相手を0点に抑えたものの、日本もトライならず。
9-0で前半を折り返すことになります。
後半は日本らしさが出始める
後半開始から布巻選手に交代で日本代表初キャップの西川選手が出場!
初キャップおめでとうございます!!
後半早々は田村選手のナイスタッチがあり、ちょっとキック復調かなと思わせてくれました。
試合が動いたのは後半9分。
ヴィンピー王子が真壁選手と交代してすぐ。
ジョージアボールのスクラムを押し込み、プレッシャーでボールが乱れたところを、日本がボールを奪い返します。
バックスがボールを繋ぐ中、最後はヴィンピーが走り込んでゴール中央付近にトライ!
この試合初のトライをもぎ取ります!
スクラム王国ジョージアのスクラムを押し込めたことが起点となったトライ。
明らかにジョージアを動揺させました! キックも決まって16-0。
レメキ、ラリアットの10倍返しトライ
前半にデンジャラスタックルを受けてHIAのため一時退場していたレメキ選手が個人技で魅せてくれました。
数的には有利でない状況でしたが、ジョージアの狭いスペースを突いて5人のディフエンスを縫うようにラン!
ゴール右端にトライを叩き込みました!
これぞウイングの仕事! という素晴らしいランを魅せてくれました!
角度的には難しい位置でしたが、田村選手がキックを難なく決めて23-0と点差を開かせます。(前半なんだったんだw)
トヨタのお膝元で大活躍の姫野選手!
後半23分には待ってましたの姫野選手が出場。マフィ選手と交代でナンバーエイトに入ります。
入る前にスタンドから大歓声! 「ひーめーの! ひーめーの!」
やっぱり豊田では大人気ですね!
後半28分。
田村選手が敵の裏に蹴ったグラバーキックを、山田選手と姫野選手がチェイス。
ジョージアのディフエンスともつれ合って、最後は姫野選手がグラウディングしたかに見えましたが、ここでTMOに。
映像に映った姫野選手のグラウディングの瞬間に合わせて唸るスタンド(笑)
長いTMOでしたが、これがトライと認められ28-0!
最後の最後、ジョージアの猛攻!
ここまでジョージアに1点も許さなかった日本。
ジョージアも意地で一矢報おうと最後の猛攻を仕掛けてきます。
後半はキックの反応なども遅れ、完全に足を止めていたように見えましたが、意地のトライを狙いに来ます。
試合終了間際、日本ゴール前での反則からスクラムを選択するジョージア。
スクラム王国のプライドをかけて挑んできました。
日本のイリーガルホイールで、再度スクラムを選択するかと思いきや、キックでラインアウトを選択。
結果的にはこれが最後のトライを取れるかどうかの分水嶺になったような気がします。
おそらくジョージアはスクラムで取り切れる手ごたえを感じなかったのだと思います。
ラインアウトでモールに賭けたのでしょうが、投げ入れたボールはノットストレートになり、ジョージアの最後のチャンスは潰えました。
日本はライバルジョージアを相手に、28-0と堂々の完封勝利を遂げました!!
危なげのないディフエンス
フィジカルに強いジョージアでしたが、日本のディフエンスは負けていませんでした。
特にフォワードのディフエンスは頑張っていて、正直ジョージアにトライを許すことはないだろうなと、安心して見ていられました。
前年までは実力の拮抗していた相手ですが、日本の成長力はその上を行っているということが確信できる内容でした。
また一段、日本代表はレベルを上げることができたように思います。
6月のテストマッチは2勝1敗
前回のイタリア戦は惜しいところで勝利を逃しましたが、ランキングの近い相手には完勝出来るほどの力を着けてきた日本!
レメキやラファエレなど、激しいプレーがあった選手の怪我がやや心配ですが、この6月のテストマッチはいい成績を残せたのではないかと思います。
テストマッチが終わればサンウルブズの残り3戦があります。
ここでもいい結果を残して、秋のNZとイングランド相手に自信を持って臨めるようにしたいですね!
応援よろしくお願いします!
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