こんちわ、ナヲヤです。
全くラグビーのプレーには関係ないが、言われてもいないのに見つかる共通点、ラガーマンの生態について本日もお届けいたします。
今回はラガーマンの楽しみの一つである、「ごはん」についてお話いたします。
ただし、栄養学的な話などは私の専門外でございますので、そのあたりの話をご期待されている方にはあまり内容の無い話になってしまうかもしれません。
あくまでラグビーに関するジョークの一環として受け止めていただけたら幸いです。
よせなべに高尚な話は無理です(笑)
食べることを宿命づけられた選手たち
ラガーマンは好む好まざるにかかわらず、食べることをヨシとします。
これはラグビーが競技的に「体重のある方が有利」であるという特徴を持つスポーツであるからです。
食べていないと、すぐに栄養バランスが崩れ、ハイパフォーマンスな身体を維持できなくなるのです。
相撲や重量挙げ、ハンマー投げなども体重が必要とされる競技なので類似点はあるでしょう。
相撲部屋のちゃんこに代表されるように、食べることが既に練習の一環になっているのです。
さて、のっけから堅苦しく始めましたが、これを理論的に知ってか知らずか、
「たくさん食べることはよいことだー」
というスローガンが掲げられがちなラグビー部(笑)
体重があるほうが有利とはいえ、筋力とのバランスが取れていなければただの肥満ですし、そもそも何でも食べりゃいいってもんでもないでしょう。
しかしラグビー部は食事で面白がって変な方向へ迷走し始めるのです(笑)
ごはんは日本昔ばなしのように
かつて、「まんが日本昔ばなし」というアニメがあり、劇中に出てくるごはんはみな、天に向かってそびえたつバベルの塔のようにうず高く盛られていたものです。
ありがちなアニメの誇張表現で、「あんなの食えるかよ、ハハ」的な笑いを引き出すものでしたが、
本気にする馬鹿どもがいました、ラグビー部です。
合宿地に行きますと、みんなで同じ釜の飯を食う機会があります。
大体は後輩が先輩のごはんの用意をしたりするのですが、その時にどれくらい盛ればいいか、量をお尋ねすることがあります。
「昔ばなしで」
こう言われましたら、昇天ペガサスMIX盛りばりに、ごはんを積まねばなりません。
果たしてお茶碗でやる意味があるのか、どんぶりにしたほうが良いのではないか、等いろいろツッコミどころはあるのですが、そうやらざるを得ない空気が辺りに立ち込めます。
まあ、自己申告でそうなるならいいのですが、悲劇は後輩が先輩にごはんを盛ってもらうシチュエーションになった時。
「おまえこのくらい食べるよな?」
「え、あ、はい、、、」
とかあいまいな返事しているとがんがんごはんが盛られていきます。
考えてみてください。
合宿は午前、午後1、午後2とか、3部練くらいあり、通常の合宿でない練習と比較すると、1日当たり2~3倍の練習量があります。
ヘトヘトになって帰ってきて、食欲のあるプレイヤーはいいのですが、食が細いやつは食事すら地獄となります。
否が応にも食わないと体重が減ってしまいますから、細いやつも吐かない程度に頑張って食べる。。
涙ぐましい光景がそこにあるかと思った方。。
甘い!!
ラガーマンの食欲を侮ってはいけない
ラガーマンは食います。胃袋の限界を知らないくらいに食べます。
合宿で食べれないとか言っている奴は、たまにいますが、1年もたつと食えるようになっています(何故だか知りませんが)
昔ばなし盛りで3杯くらい行ってしまう人もザラ。
おひつをガンガン空けていき、合宿所の方や、同じ宿舎を使っているテニスサークルなどをドン引きさせます。
ごはんの食べ方も頭がおかしいです。
まずおかずも何もなしに一杯空けます。すかさずおかわり。
これはおひつにまだ米が大量にあるうちに、確保しようという意地汚い戦法です。
後半は米の取り合いになるので、年次や腕っぷしの強さがカギになります。
練習で胃腸にダメージは無いのか、と思いますが、これが日常茶飯事、文字通り。
まさかの米の取り合いが展開されるのです。
淡々と米を消費できる人は、おかずのペース配分も優れています。
肉系のメインのおかずをきっちり数等分し、その数だけごはんをおかわりしたりします。
その緻密さは、試合に活かせているのでしょうか?
肉につられるラガーマン
大抵のラガーマンは、肉が好きです。
「ぼくちょっと肉が苦手なんです」というセリフを、ラグビーやってて聞いたことがありません。
学生のラガーマンにとって、焼肉やしゃぶしゃぶの食べ放題は、どんな文字面よりも魅力的でしょう。
OBとなって後輩に会いに行くと、高確率で飯をたかられることになりますが、
「何がイイ?」
と聞けば、わざわざ地図やクーポン券を出してきて
「ここの焼肉食べ放題が安くてうまいです」
とかいう馬鹿が湧きます。
絶対数日前から用意してただろ、バカ野郎!!
ちなみに、味はあまり気にしません。最低限、肉であればラガーマンは喜びます。
どうせ牛と言って豚を食わせても味の分からない輩どもですから、1,980円で食べ放題などで問題ありません(笑)
食べ放題の店でも、ほとんど野菜は頼みません。最初に必ず出てくる奴以外、頼まない(笑)
あとはひたすら肉を焼いたり、出汁に潜らせたり。
焼き方やしゃぶしゃぶの仕方も雑です。
なんせ、そもそも安い食べ放題料金の10倍は食ってやろうという奴らばかりです。
しゃぶしゃぶの肉の皿がきた瞬間に、鍋に全部入れて「おかわりください」とか言う奴がでてきます。
店としたら溜まったもんじゃない。
徐々にオーダーから皿の出てくる時間が長くなってゆきます(笑)
きたとしても一番最初の皿の数分の一とかの量しか乗っていない(笑)
店も必死なのです(笑)
食欲に火のついたラガーマンは、イナゴの大群の如く、食べ放題店に襲い掛かるのです。
食べすぎは禁物だよ!
完全に暴食なわけで、たまーに腹壊してパフォーマンスが著しく落ちる選手もいます。
ラガーマンとて人の子(だよね?)、己の分限をきっちりと見極め、適切な食事を摂ることが真のラガーマンの在り方でしょう(強引にまとめる)
あ、ラガーマンにごはんをおごってあげる立場になったら気を付けてくださいね!
相場の1.5~2倍は食べますよ!
思わぬ出費にならないよう、極力おごるとかご馳走するシチュエーションは避けてくださいね!(笑)
応援よろしくお願いします!
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