こんにちわ、ナヲヤです。
今回は、ラグビーボールの話をしようかなと思います。
タイトルの件、不思議じゃないですか?
なんであんな形になったんですかね???
考えてどうにかなるもんでもなさそうですけど(爆)、ちょっと本気出して考えてみましょうか?
もくじ
話はフットボールにさかのぼる
日本ではよくラグビーの起源はサッカーであるという話を聞きますが、あれはどうやら当時のフットボールの誤訳のようで、現代のサッカーよりは原始的なフットボールをさしているそうです。
当時のフットボールは統一ルールがなく、学校単位でローカルルールが存在していたようです。
A校では手を使ってはいけないけど、B校はいい、みたいな。
ボールの形もいろいろあったんじゃないでしょうか。
フットボールのボールの起源は物騒な話で
- 戦争で勝ち取った敵将の首
なんて説があります。サッカーボールの白黒は目鼻口を表現している、なんて都市伝説も聞いたことがありますね。
もっとも古いフットボールは都市と都市の代理戦争のようなものだったぽいので、ない話でもなさそうですね。
だんだんと時間がたつにつれ、「やっぱこれ野蛮だよね…」って声があったのかなかったのか、次第にフットボールはスポーツとして洗練されていったようです。
ボール、人の頭使うのやめるってよ
さすがに毎回人の頭使うのは避けたのでしょう。(当たり前だ)
よく豚の膀胱を代わりに使用した、っていう話を聞きます。
こいつがラグビーボールの原型なんでしょうか?
Google先生で豚の膀胱をイメージ検索してみました。(内臓系とか苦手な人、閲覧注意!)
うーん、丸じゃないけど、楕円でもないなー。。
まあ今の形とはまだ遠いですが、きっとこの辺りがラグビーボールの祖先なんでしょうね。
球ではないから、バウンドも不規則だったでしょうし。今のサッカーボールよりはラグビーボールに近そうです。
サッカーとラグビーの分裂
それまで統一ルールのなかったフットボールですが、徐々にルール統一の機運は高まります。
1863年、日本では幕末真っ只中の頃、
- 手を使ってはいけない派
- 手を使ってもいい派
の二派にフットボールのルール議論が分かれ、前者はサッカーとして、後者がラグビーとして派生することになります。
こう考えるとどちらも割と若いスポーツだし、そんなに歴史的には変わらないんだなーと思えますよね。
その当時、ラグビーで使われていたのは、おそらく豚の膀胱に牛の皮を張り合わせたボールだったのでしょう。
ボールの変遷みたいな写真でもあればいいんですが、なかなか見つかりませんね。。。
これが意味するのは、ルール統一前はボールの形も割と自由だったんじゃないでしょうか、って思うのです。
結局なんで楕円形になったのか??
これは明確な答えがなさそうなので推測で挙げてみます。
豚の膀胱の名残?
あるかもしれませんけど、今のような楕円形ではないのでちょっと微妙かなーと
手で持ちやすくした?
過去、軽くしようとして豚の膀胱に行き着いた経緯から、これはあるかもしれません。
胸に抱えるという意味では、サッカーボールのような球体よりは若干ましかも、といったところです。
サッカーと区別したかった
これ、意外にあるんじゃないでしょうか?
ラグビーは貴族階級で好まれ、たびたびサッカーをdisるようなブランディングをしてきたスポーツです。
例えば「紳士はトライを取っても大げさに喜ばない」みたいな。たぶん裏では(サッカーのようにならないように)みたいな枕詞がついているのでしょう。
貴族階級の意地悪さがみてとれますね(笑)
なので(サッカーのように)「丸いボールなんて使ってんじゃねえよ」みたいな話があった可能性は否定できないでしょう。
単純に楕円形のほうが面白かったから
これが一番そうっぽいのですが、いろんな形で試した結果、楕円形でやった試合が一番エキサイトしたんじゃないでしょうか。
サッカーほどの偶然性は、ラグビーにはありません。
足しか使えないサッカーは得点するのに、シュートという不確定要素があるのでそれなりに運が必要ですが、ラグビーの場合トライゾーンまで到達すれば得点はほぼ確実です。
この辺りが番狂わせが起きづらいスポーツと言われるゆえんなのですが、ラグビーボールを楕円形にすることで、少しでも不確定要素を織り込みたかった、というのが実のところあったんじゃないかなーと思うのです。
・・・
ここまで書いた説は単純に私の妄想なので、「なんか言ってるよこいつ」くらいで楽しんでもらえると幸いです。
自説で盛り上がるのも、ラグビーの楽しみ方の一つではないかなーと思いまして、面白い説を知っている人がいたら、ぜひ教えてくださいませ!
ここ数十年の変遷
スクールウォーズな時代は、まだ革の茶色いボールが主流でした。
最近のボールはゴム製ですね。
革製のボールはつるつるしていそうですが、最近のゴム製のボールは表面がざらざらしていて手に吸い付きます。
過去のボールに比べて格段に持ちやすくなっていると思います。
機会があれば実際に触ってみてください。手にしてフィールドを駆けまわってみたい衝動に駆られるはずです(笑)
ラグビーボールから読み取れるラグビーの歴史を、ちょっとだけ感じてもらえたらうれしいです!
ラグビーボールあるある
- 最初はどう投げたらいいかわからない
- どう蹴ったらいいかもわからない
- 年季が入るとツルッツルになり、ノックオンを量産する
- 高い
- OBになったら寄付してあげると現役が喜ぶ
- 空気入れすぎて先輩に怒られる
- 蹴られすぎてパンクする
- 試合球を間違えて練習に使って怒られる
- 空気入れる用のピンが折れて抜けなくなる
- おろしたてのボールを使った練習はちょっと気合が入る
- とがった部分がどんどんなくなり、最終的に俵型になる
- 縫い目のあるボールしか投げられないスローワーがいる
- キック練習→グラウンド飛び越して隣家の家に→だれがとってくるかじゃんけん
- ↑ごくまれに気まぐれなバウンドで戻ってきてホッとする
- ラグビー引退してからなぜか一つほしくなる
こんな感じで、ラグビーの文化や歴史も紹介できたらと思っています。
応援よろしくお願いします!
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