こんちわ、ナヲヤです。
ラグビージャーナリズム界隈を最近賑わしている方がいらっしゃいますが、さすがに最近の記事はいただけないと思い、少しだけ反論してみようと思います。
反応したら負け、な気もしますが流石にあの品質の記事をばらまき続けられるとラグビーを愛するものとして、どうかと思います。。
炎上商法かもしれないので、シェアしたら喜ばせる可能性もあるため、その記事の紹介は控えます。
いつものトーンと違いますが、ご了承くださいませ。。。
もくじ
この記事のタイトルについて
まず、ワタシ自身のこの記事のタイトルについて説明をば。
「ヤジ」という言葉を使用しております。
悲しいことに一部の観客は未だに試合のさなか、チーム関係者にヤジを飛ばす方がいるようです。
ここでいう「ヤジ」を以下のように定義させていただきます。
- 建設的意見を伴わない批判、揶揄
- 対象および第三者を不快にさせる言葉、意見
私には例の記事がそのようなものに認識されたため、上記定義に基づき、「それ」を「ヤジ」としております。
公共の媒体を用いて発信するにはあまりにも品質が低いと思われ、いわゆる「チラシの裏」などを用いて書きなぐり、個人で楽しむ以上のものではないように思っております。
批判ならまだしも、そのレベルにすら到達していないため、読者の不快な思いしか生み出していません。
批判が的を得ているものなら、少なからず賛同するファンもいそうなものですが。
よってあれは大きな声による「ヤジ」なのだ、という結論に至りました。
報酬を目的に文筆に携わる人間には、最低限のプライドを持って仕事していただきたいものです。
某記事のタイトルについて
日本代表(サンウルブズ含む)未来のために、現HCに辞任を求めよう、という呼びかけ体になっているそのヤジのタイトル。
さて、賛同する方はどれくらいいたのでしょうか?
まあこの時点ではまだいいでしょう。タイトルなので人の気を引かないとそもそも読んでもらえません。
記事のタイトルは重要ですから、ショッキングな内容であれば目立ちもしましょう。
なぜそうなるのか、が記事の内容にあればいいんです。
あれば、ね。
W杯開幕まであと18か月を切ったのに、なぜ一向に結果が出ないのか? とあるが
あいまいな箇所は指摘しておきましょう。
結果とは何?
日本代表やサンウルブズは、全勝してないといけないんでしたっけ?
18か月を切っている時点で「結果」とやらが出てないとHCやめなきゃいけなかったんでしたっけ?
そもそも18か月ってどういう区切りでしたっけ?
なんか、生意気な小学生が屁理屈垂れたような批判ですが、「結果」の定義が曖昧だからこんなツッコミも可能です。
サンウルブズ関係者やファンとの共通認識として「結果」が求められているならこんな書き方も出来ましょうけど、いきなり「結果」言われてもね。
どの話? ってなりませんか。フツー。
日本代表がテストマッチで勝てないとか、サンウルブズは開幕5連敗だとか、そういう話のことなんでしょうか?
消化不良な見出しですが、次に続きます。
サンウルブズの話?
サンウルブズがチーフスに惨敗した。
前節のライオンズ戦で2点差の健闘に期待を抱いて秩父宮ラグビー場を訪れたファンは、またもや肩すかしを食らって帰路についた。
そうですね。ここは事実。
肩透かしを食らったかどうかは人それぞれだと思いますが。
松島幸太朗やウィリアム・トゥポウの負傷があって急遽メンバーが替わるアクシデントもあったが、開幕から1か月経っても一向にメンバーは固定されず、サンウルブズ本来の役割とされている「19年W杯に向けた日本代表強化」への道筋も見えないままだ。
メンバーが固定されないのって問題なんすか?
ハードなスケジュールを固定メンバーで戦う方が現実的でなくないですか? みんなケガするよ。
メンバーを固定することが「日本代表強化」なの? そもそも固定ってなんだよ。
アカン、このペースで文句垂れてたら終わらん。。。
急に比較対象が飛び出します。
W杯で同組に入るアイルランドが北半球のシックスネーションズでグランドスラム(完全優勝)を果たし、スコットランドもエディー・ジョーンズ率いる昨年の王者イングランドをホームのエディンバラで破り、これまでの強化が実りつつある。
アー、ソッスネー。
でもなんでサンウルブズとアイルランドやスコットランド比較するんすかねー?
日本代表と比較するべきじゃないすかねー? 日本代表だって秋にトンガやフランスといい試合しているから地力付いていると思うんすけどねー?
あとスコットランドはイングランドに勝ったから強化成功なんすかね?
- 比較対象の妥当性に疑問
- 論理の飛躍(イングランドより強いことが強化成功)
という点において読む気しないんすけど。。(読んで書いているw)
日本のラグビー界がこぞって期待する「W杯ベスト8」の目標を達成するためには、両チームのどちらかを倒さなければならないというのに、ヘッドコーチ(HC)のジェイミー・ジョセフは新しい外国人選手を発掘することをサンウルブズの役割としか考えていないような采配を続けている。
前半はそうですね。アイルランド強いよね、スコットランドも強いよね。(強化がうまくいっているのか知らんけど)
で、後半はそうなんすかね?って感じです。
JJ、外国人選手発掘に夢中だってさ。
私てっきり、経験豊富な他国の選手とチームを組ませて技術を取り入れようとしているのかとバッカリ (ノ∀`)アチャー
ブレグバゼにスクラム教えてもらおうね、みたいな。
というツッコミを他人から受けることが目に見えているので、この文の後半部は著者の感想であろう。ただの。
開幕前にJJがそう明言しているならともかく(それならソースを提示すればよい)、いつの間にか自分の意見を総意のようにすり替えるなよ。
あとそんな「采配」ってなんだよ。私には外国人選手の発掘するための采配に見えてないですよ。
そもそも外国人選手の発掘ってなんだよ。日本代表に入れるため? なら強化の一環でしょうよ。自分の意見否定することになるぞ。
おそらく批判したいがために気になるところを鬼の首を取ったようにあげつらっているんだらふ。。
おちけつ。
前回のサンウルブズの「青山ラグビーパーク」構想に水をかけたジョセフHCのメンバー選択』に書いた通り、ホームグラウンドのファンの気持ちをくみ取ろうともしていない。
ごめん、ここは何言っているか分かんなかった。。
メンバー選択でファンの気持ちを汲み取る必要ってなんだ?
私は勝つための戦略なら誰使おうと不満はないぞ。
あと、汲み取ってもらわなくても別にいいぞ。自力でスタンドまで応援しに行っているから。
そこまでしないと行かないファンはそもそもファンかね? 野次馬の類ではないかね?
コロコロ替わるメンバーで強化は進むのか?
ほう。
あくまで固定しろとおっしゃる?
サンウルブズに関しては、厳しい台所事情(選手のコンディション的な意味で)をやりくりしている状況を知っていてこれを言っているなら、さぞ頑丈な身体をお持ちなのでしょうな、と思います。
それこそ本番にガタガタになっていますよ。
強豪ウェールズを相手に、アウェーで3点差に食い下がった試合もあったが、それを含めてジョセフが10番田村、12番立川、13番ラファエレという組み合わせをファースト・チョイスにしていることはなんとなく伝わってくる。しかし、日本国内で行なわれたアルゼンチン戦、ルーマニア戦、アイルランド戦、世界選抜戦、オーストラリア戦は、すべて3人の組み合わせが違っている。
そうなんだね、ふーん。という感想。
ホームのファンの前でベストメンバーを組んで持てる限りの力を出すという戦い方より、戦いやすいホームの試合は新しいメンバーをテストする場、と位置づけているような采配だ。当然結果が伴うはずもなく、この間の2勝1引き分けも、ウェールズ相手の善戦も、すべてアウェーでの試合だった。
これは「え? テストしたらいかんのけ?」と思ってしまいました。。
アウェーで善戦するのは悪いんかい! というところまでツッコミポイントをいただいております。
国内のほうがテストしたい選手の予定付きやすいでしょうよ。。。何? ファンに良い試合見せろっていう主旨なの? この記事。。。
私はワールドカップ本番までに課題出し切ってもらうためにできること何でもやってほしいよ。
そりゃ勝てたらベストだろうけど、そもそも今日本代表やサンウルブズが戦っている相手って数年前には相手にもされなかった格上ばっかりじゃん。。
負けてもいいとは言わんけどね。
でも自分より強い相手と戦っていかないと、勝とうが負けようがそもそも課題なんて出ないよ。
15年W杯での活躍でラグビーが一躍脚光を浴びたアドバンテージが結局生かされないまま、未だに19年に向けたラグビーのプロモーションがラグビー界の大きな課題となっているにもかかわらず、肝心の代表HCがファンの期待に背き続けている。
プロモーションの課題からHCの話への飛躍が意味不明。言及の価値すらなし、次!
おまけに、W杯に向けて日本代表メンバーを中心に招集して強化を兼ねる予定だったサンウルブズでは、さらに頻繁にメンバーを替えて混乱と戸惑いを増幅している。
怪我している選手使えと? 次!
田村が負傷で出遅れたり、ラファエレが脳しんとうの影響で欠場したりと、メンバーを固定できない理由もあるが、今後のスケジュールを見ながら半ばローテーションのように選手に休養を与え、ごくごく普通にスーパーラグビーを戦っている。
ローテーションのように選手に休養を与えない、普通じゃない戦い方を示せ。それによって怪我しない理由を添えて、だ!
ここまで来ると、日本のラグビー選手に恨みがある宇宙人とかに体乗っ取られているんじゃねーの? とか思ってしまう。。
むしろ、今季のサンウルブズから受ける印象は、単純に強い外国人選手を並べて強豪に対抗しようという発想だけで、日本のラグビー文化が育んだパスで抜くという発想がほとんど感じられない。
ココは個人的に最大のツッコミポイント。共感できない。。日本のラグビー文化って「パスで抜く発想」を育んでたの? それないと勝てないの?
しかもエディーのときより今のほうがパスで抜く感ある気もするけど勘違いすか?(これに関してはほんとに自信ないですが。。)
小さな日本人が活躍できるラグビーでなければ「夢」は生まれない! だと?
日本代表に憧れる外国人と大きな日本人から「夢」を奪うなよ。。。
これは個人的に一番腹立ったポイント。。
選手の前で言えますか、こんなひどいセリフ。。仮にもラグビーライターを名乗るなら絶対書いちゃダメでしょ、こんな言葉。。
HC批判だったはずが選手傷付けるよ、コレ。。。
「なんだ、コーチが良ければ結果はすぐに出るんだ!」と目から鱗が落ちた。
コーチだけが結果を出す要素じゃないだろ。
コーチ変えて悪くなった事例だってたくさんあるだろーが。
フランス代表やパシュート、大阪なおみを引き合いに出しているけどだからなんやねん、と。。。
いきなし良い事例持ってきたからって、それがいい結果をもたらした理由が添えられてないとやってみようって気になるかいな?
別にエディーだって最初から結果出してないやろうに。。
コーチが良ければ結果が出るなら、選手は苦労しませんな。。
これでは19年に目標のベスト8達成はおぼつかないし、HC好みの強い外国人選手を並べるラグビーでは、小柄な体型に生まれたこの国の子どもたちに「ラグビー日本代表になりたい!」という夢を持たせることもかなわない。
あなたの妄想です。子供を引き合いに出して卑怯じゃないですかね?
そう悩んでいたときに見たのが、NHK-BSプレミアムで27日に放送された『アナザーストーリーズ 運命の分岐点▽広島カープの奇跡~弱小球団 30年目の革命』という番組だった。
球団創設以来ずっと下位に低迷していた広島は、なぜ75年に歓喜の初優勝にたどり着けたのか。その過程をたどった番組は、ラグビーへのヒントを満載していた。
これを見て確信した。
そして、広島カープの成功を見て何か確信したようです。この人。
野球の事例はラグビーへのヒントを満載しているそうです。
そしてHCを早く解任すべきという結論に至ったようです。
ちなみに今強いカープを率いている緒方監督も就任当初は順位落としていましたけど引き合いに出していいんですかね? それだけ心配です、私!!
恐ろしいことに、この内容は前編とのことです。。。 てことは少なくとも同じくらいの文量の後編があるんか。。。(疲れて馬鹿になっています)
理路整然とした解任理由があればもちろん意見の一つとして拝読させていただくんですけどね。。。
↓後編への反論↓
私はラグビーが好きですから…
別に意見や批判があるのはいいと思います。
勝てないのは事実ですし、それを誰かの責任にしたいと思う気持ちは私にも少なからずあります。
ただこの記事は、「HCヤメロ」で終わっていて(後編あるらしいですけど)、ラグビーファンの心を揺さぶる事実や理由が感じられませんでした。
これでは試合会場で迷惑なだけの「ヤジ」と何ら変わりないではないですか?
代案なき否定は大人として恥ずかしいと思うくらいでないといけないんではないでしょうか。
そもそも取材の労も無く、自分の意見を日本の総意のようにふるまっている時点で、著者のジャーナリズムは終わっています。
せめて、ラグビー関係者やファンをこれ以上「ヤジ」で不快にさせないモラルを望みます。
あーつかれた。。。
応援よろしくお願いします!
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