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【南半球】キアラン・リードも来るぜ/TLに有名選手が来るワケ【続々】

【南半球】キアラン・リードも来るぜ/TLに有名選手が来るワケ【続々】

こんちわ、ナヲヤです。

またまたラグビー界隈にビッグニュース。

南アフリカ共和国代表のウィリー・ルルー選手と現オール・ブラックスのキャプテンであり中心選手であるキアラン・リード選手が、来季のTLでトヨタ自動車ヴェルブリッツに所属することが報じられました。

南半球強豪国の有名選手が続々とTLを訪れるのにはどんなわけがあるか、探っていきましょう。

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おさらい、ルルー選手

ルルー選手は南アフリカで53キャップを持つ、ウイング・フルバックの選手。

イングランドのワスプスに所属しており、かつてはSRのシャークス、TLのキヤノンイーグルスでもプレー経験があります。

昨年はボクスにも復帰し、NZを撃破した試合ではトライも決めている決定力のある選手。

南アをワールドカップ優勝に導いたジェイク・ホワイトならではの獲得なんでしょうかね。

トヨタ自動車の本気を見た感があります。

おさらい、リード選手

ルルー選手でも補強凄いのにまたまたビッグネーム。

オール・ブラックスの主将、キアラン・リード選手が加入とな!

去年のダン・カーター選手といい、どうなってんの、TL!?

ちなみに日本のワールドカップ終了後はNZ代表を引退するそうです。

リッチー・マコウ選手引退後のAB’s主将をつとめ、SRのクルセイダーズでも長く中心選手を担ってきました。

近年は怪我もあって出場機会が減っていますが、NZの3列らしいタックルが売り物の攻守に優れた選手。

ちょっと欲張りすぎでないかい? トヨタ自動車(笑)

これでもかってくらい、有名選手来るよね~

元AB’sのダン・カーター選手が神戸製鋼来るよと言われたときもまあ驚いたものですが、今回も驚きましたね。

AB’s引退後のキャリアパスとしてTLは用意されてるんか? ってくらいに注目移籍がポンポン決まっている。

他からお呼びがかからないなんてことも無いでしょう。

現にカーター選手は古巣のラシンから契約の打診がありましたもんね(身体検査で引っかかり、流れてしまいましたが)

リード選手だって2013年の年間最優秀選手。

流石に年齢的にはピークを過ぎているかもしれませんけど、獲得できるとあれば手を挙げるチームは多いはずです。

それでも南半球の選手が日本をプレーの舞台として選ぶワケ。

どんなものがあるでしょうか?

日本は近い

職場が家から近いというのは魅力的ではないでしょうか(笑)

例えばニュージーランドからヨーロッパに行くよりも、日本の方が近いはずです。

仮に家族と会うために一時帰国するのだってヨーロッパ程大変ではないでしょう。

え? 南アフリカはって?

そこはよく分からんね(笑)

ヨーロッパのこと嫌いなんじゃねえかという妄想

「なんかヤダ」

ってことはないと思いますが、プレースタイルとかの点でヨーロッパのラグビーが合わないと思っている選手は少なからずいるのでは…

現実的なところでは、フィジカルの面で日本のラグビーの方が負担が少ないというポイントはあると思います。

先日、ヨーロッパでプレーしていた南アフリカのランビー選手が、脳震とうによる影響で、28歳の若さで引退を余儀なくされました。

南アのゴールデンボーイとまで言われ、活躍が期待されていた選手だったので、その引退表明は多くのファンを落胆させました。

その背景にはヨーロッパでのプレイ時の激しいチャージも影響していたと思います。

もちろんヨーロッパのプレーがラフであるとか、日本のラグビーが弱いとかそういう話ではないです。

ただ、徐々に選手でいられる期間が短くなっていく中で、少しでも体の負担が少ないほうが、プレー出来る時間が長くなりチームに貢献できるというもの。

前述の移動時間なども含めて、NZ等の選手にはそういった日本のラグビー環境が魅力的なのかもしれません。

収入面は?

これはさすがにちょっとわからないのですが、収入で見た場合、日本よりもヨーロッパでプレーしたほうが有利なのではと思います。

ヨーロッパの場合、トップレベルの選手で大体年棒1億前後くらい。

日本のTLで同じくらい出せるチームはあるかな…? (もしかしたら出しているかもしれないけど)

野球やサッカーと比べるとやや年棒が低い感は否めないですが、日本ではまだまだ野球やサッカーの方が人気は高いです。

それに1チーム15人、シーズンを通して戦うとなると30~40人は必要な大所帯。

どうしても一人頭の年棒は小さくならざるを得ない。(TLの場合は社員もいますけど)

では収入面でのデメリットを補うメリットがどんなところにあるのかって話。

コーチングの経験やコネクション作り?

この辺はもしかしたらあるのかなーと思っています。

NZ代表を務めたような有名選手を招くのは、単純な試合での戦力強化以上に、若手の選手の指導などの役割も含まれていると思います。

今回のリード選手で言えば、姫野選手とポジション同じ。

次世代の日本代表けん引役として期待されている姫野選手に対し、大きなメンターとなってくれるのは間違いないでしょう。

そして日本代表ファンとしても大いに期待したいところです。

メンターとなる選手自体もコーチングを経験したり、TLのコーチやスタッフ陣にコネクションができるのは今後のキャリアでコーチなどを目指していくにはいい経験になるのではないでしょうか?

自国でもできないことは無いでしょうけど、収入や競争相手の問題がありますからね。

ビジネス的観点でも、日本のラグビー界って結構おいしい市場なのではないかと思います。

前回の記事にも書きましたが、今アメリカがラグビー市場開拓で飛躍的な成長を遂げています。

今後、南半球のラガーマンのキャリアが日本か、アメリカか? なんて時代が来るのかもしれませんね。

日本ラグビーの成長のために

今TLの各チームが海外選手の獲得で大型補強をしまくっています。

今年はこれからも移籍の話が続きそうですが、大事なのはワールドカップが終わってからも日本のラグビー偏差値を下げずに維持すること。

今世界の選手にとって日本のラグビー環境が魅力的に映っているならば、その環境を維持するのが日本ラグビー界隈の至上命題であります。

くれぐれもワールドカップ前のお祭り騒ぎであったと言われぬよう、日本は頑張らないといけませんね。

まだ早いけど、ワールドカップ終わってもラグビーのファンでいましょうね(笑)

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記事を書いた人

nawoya
ナヲヤです。1983年生まれ、高知県在住です。
2019年ラグビーW杯の時に、少しでも多くの人と
ラグビーを楽しめるよう、ラグビーの楽しさを紹介します。

雑記では、ラグビー以外の気になることも紹介していきます。

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