Embed from Getty Images
こんちわ、ナヲヤです。
今日はちょっと趣向を変えまして、
11月はウインドウマンス! ラグビーの魅力をおさらいだースペシャルと題しまして(タイトルとずれまくり)、11月のテストマッチやその前の世界選抜戦の見どころを一挙に紹介しようかなと思います。
最近、ラグビーを見始めた人にとっては、どこに注目したら面白いか分からないことも多いかと思います。
ぜひこの記事で、注目ポイントを見つけて11月の強豪国との試合に備えてもらえればと思います。
もくじ
そもそもウインドウマンスって何よ?
ラグビーでは世界の共通ルールで、6月と11月は各地域で行われているリーグの試合を中止して、国際試合を行う期間としよう、という取り決めがあります。
それが「ウインドウマンス」と呼ばれる6月、11月の期間になります。
ウインドウって窓じゃん、って思っていましたが、期間みたいな意味も持っているようです。これ、豆知識。。。
なので、日本もトップリーグは11月お休みで、日本代表が招集され11月のツアーを戦うことになります。
各国気合を入れて臨むウインドウマンスですから、注目度合いも高まるというものです!
10/28(土)vs.世界選抜戦
第一弾はテストマッチ(国際ガチンコ試合)ではないですが、日本代表と世界選抜の試合です!
福岡県のレベスタで15:00キックオフ。行きてー(笑)
この試合での注目ポイントを挙げてみましょう。
リーチが主将復帰
2015年以来となるリーチマイケル選手の主将復帰!
気力充分になって帰ってきたリーチの主将っぷりに期待です。ジェイミージョセフHCからはすでに「天性のキャプテン」との評価を受けています。
一時期は日本代表に戻ってきてくれるのかと心配になる時期もありましたが、再びモチベーションを取り戻してくれたようです。
意図的に若手を取り入れている側面もある今回の日本代表を、経験豊富なリーチがどうリードするのか注目しましょう。
世界選抜の個性的なメンバー
パナソニックワイルドナイツのロビー・ディーンズHCが率いる世界選抜。
私は、ぎりぎりまでメンバーが公表されないものですから、「実は収集かけられてないのでは?」と邪推したりもしましたが、杞憂だったようです(笑)
しかも、ぶっこんできましたねー。
スタンドオフ、山沢拓也選手ってオイィーーー!!!
ロビーさんの秘蔵っ子。なんで君が世界選抜側なんやー?というツッコミはさておき、高いレベルのプレイヤーの中で日本が誇る天才SOの山沢選手が一体どんな活躍を見せるのかは注目ですねー。ていうか日本代表来てよ(笑)
ロビーさんのコネなのかパナソニックの選手が多いですね。サム・ワイクス選手や藤田慶和選手もそうですね。
藤田君も日本代表でいないのが不思議な選手。ぜひアッピールしてもらいたいものです。
カークやブリッツなどのサンウルブズお馴染みの外国人バックローもいますし、なんといっても2015年WCのブーム火付け役、フルバックの五郎丸選手は注目でしょう。
こういった面々を眺めると、日本でプレーする選手の層って、なんて厚くなったんだろうと思いますねー。
あと2015年WCの南ア戦で田中フミ選手を吹っ飛ばしたアドリアン・ストラウス選手がフッカーで来てます。
因縁の対決再び(笑)
世界選抜は急ごしらえのチームではありますが、パナソニックの選手を核に短期間で素晴らしいチームになりつつあるようです。
日本代表は油断できない相手となるでしょう。
世界選抜チームのメンバーはこちら
現在の日本代表の力量を知るためにも、負けられない試金石となりそうです!
11/4(土)オーストラリア戦 @日産スタジアム
世界選抜戦から1週間後はオーストラリア線です。しかも日本でやりますよー。行きてー(笑)
この試合、一昔前までは考えられなかった試合です。
なにせ、世界ランキング3位(2017年10月時点)の強豪国です。
しかも! 直近で世界ランキング1位のニュージーランドを倒しています。勢いに乗ってます。スナップショットで世界最強かもしれません。
そんなチームが日本に来ます。
近場の人、見に行っといたほうがいいんじゃないすかね?(笑)
ニュージーランドやイングランドもそうなんですけど、今2019年のワールドカップを見据え、強豪国は開催国である日本の気候や試合会場をリサーチしようと躍起になっています。
ワールドカップに向けた準備をするのは、何も日本だけではなく、すでに各国が動いており、オーストラリア戦はその第一弾と言えるでしょう。
勝つのは大変に厳しい相手と言わざるを得ませんが、ワールドカップの目標であるベスト8以上を狙うには避けて通れないレベルの相手でもあります。
今の段階で課題が見つかるならば、それは喜ばしいこと。
本番で勝てるように、クリティカルな課題が見つけられる試合となることを望みます!
11/19(日) トンガ戦 @フランス
フランス遠征の第一戦目はトンガ戦。
日本でも留学生でおなじみのトンガプレイヤー。私個人の話で行くと、パワフルなランナーが多い国のイメージが強いです。
日本がランキング11位に対して、トンガは13位(2017年10月時点)
ランキング上は大きな差がないので、実力は拮抗しているといえるでしょう。
ですが、敢えて私は勝利必須の試合として臨んでほしいと思っています!
トンガは日本同様にTier2(世界ランキング11~20位)の上位に所属するチームですが、日本はTier1に足を踏み入れている国であり、ワールドカップのホスト国にふさわしい実力を持っている国として世界に印象付けるためにも、ここは完勝してほしい相手であります。
無論、簡単な相手ではありませんが、ここでの勝利が覚束ないようでは、ベスト8は夢のまた夢でしょうし、2015年からの上積みを疑問視されかねない。
必要以上に相手を恐れないこと。自信を持って、2年間で磨いてきたキッキングラグビーを駆使することができれば、勝てない相手ではないと思います。
パシフィックアイランダーには相性の悪さを露呈しがちな日本代表ですが、ここは苦手意識を克服してワールドカップにつながるゲームを見せてほしいと思っています。
11/26(日) フランス戦 @フランス
テストマッチ最後の相手はフランス!
フランスの世界ランキングは8位! 現時点では日本より格上のチームです。
完全に個人的な意見なんですけど、フランスって異様なチームに感じませんか?
割とコンタクトプレー歓迎なヨーロッパ勢の中では一線を画したスタイル。具体的に言うと「シャンパンラグビー」が形容するところの継続ラグビー信仰。
加えて、ワールドカップ時における対ニュージーランドの勝率の高さ(笑)。元祖ジャイアントキラーであります。
個人的には、日本のスタイルに対して相性が悪いのはフランスだと思っています。
勢いに乗せた時の止まらなさ、厄介なのですが、それを極力出させないディフエンスシステムの構築が課題だと思います。
日本代表は力任せに来るチームに対しては善戦できるのですが、極力ポイントを作らずに攻めてくるようなチームに対してはディフエンスがうまく機能しない傾向にあるような気がします。
ワールドカップ時にこの弱点が解消されていないのはかなーりまずいと思うので、この時期にフランスと対戦できるのはプラスとみていいでしょう。
日本代表が、フランスに対してどのような対策を取るのかに注目したいと思います!
ウインドウマンスは各国のレベルの棚卸期間
ウインドウマンスにおいて、自チームより格上のチームと試合が組めるのはそれだけで有難いこと。
2019年までに格上の強豪国と試合をこなして、経験値を積むことが大事だと思います。
すべてはワールドカップのために。
一戦一戦の勝敗のみにこだわることなく、2019年の本番に向けて、なにが課題なのかを見つけることが17年のウインドウマンスの意義だと思います。
その点では、2017年11月は大いに注目すべき期間だと、私は思っています!
日本で開催されるワールドカップのためにも、その時のラグビー熱のためにも、2017年ウインドウマンスは非常に重要なのです!
さあみんなで日本代表を応援しよう!
応援よろしくお願いします!
コメントはこちら