こんちわ、ナヲヤです。
全然ラグビーと関係ないですが、息抜きコラムとしてどうでもいいことを書いてみようと思います(笑)
暇つぶしにどうぞ。
縁日の屋台が好きすぎる件
縁日の屋台が好きである。
縁日があれば、たいていの予定をキャンセルしてでも寄りたくなるくらいには好きである。
夏祭りでも、お正月でもよい。
どちらかというとお正月のほうが、外でも長いこと歩いていられるので好きかもしれない。
初詣に行くときなんか、縁日を眺めるついでにお参りするくらい、目的を混同する。
縁日の魅力を語りたい。
縁日は密集すべきだ
縁日は密集すべきだと思う。
最近は、年々屋台の数が減っている気がして、とても悲しい。
小さいお祭りならしょうがないけれど、やはり10以上は欲しい。
7割がたこ焼き、やきそば、お好み焼きでカバーされていたとしてもかまわない。
どうせそれしか食べないから。
欲を言えば浅草寺の境内が縁日で覆いつくされる三社祭くらいの規模があるとよい。
一周するだけで数時間使える。
もう夢遊病の一種である。
おなかが空いているはずなのに、一周する間に何も食べていない。
どこの焼きそばにするかを考えているときが一番良い。
基本ソースの香りしかしないが、それも良い。たまにタレの匂いもするけど、否定はしない。
屋台の香りには、ご利益がある気がする。
お寺の境内にある、煙吹いているところ以上に。
屋台グルメは一期一会だ
屋台グルメは一期一会である。
たとえ美味しかったとしても、同じテキヤさんに会える保証はない。
美味しそうに見えたら、買うべきである。
行列ができている屋台が美味しいとは限らない。
屋台の前がスカスカでも自分の勘を信じたほうが後悔しない。
注意しなくてはいけないのは、商品をもらうまで時間がかかるかどうかだけだ。
あまりに前に作ったものをもらうのもアレだし、「今から作るんだけどいいですか?」て言われるのも、スケジュール的に困るかもしれない。
そういうの気にする人は、軒先に3パックくらい置いてある屋台に凸るべきだ。
私は気にしないのでどちらでもいい。
色々な屋台を見てきたけど、思い出に残るメニューは確かに存在する。
アタリを引く確率はとても低い。毎年なんて見つからない。
せいぜい4~5年に一店くらいである。
無茶苦茶うまいが、それっきりである。再現性がない。
よしんば、偶然店に再会できたとしてもたまたまその時の味の可能性がある。
いわゆるマグレ当たり。
これを怒ってはイケナイ。野暮。
これがイイ、と言う境地はまさに「一期一会」なんだ。
一句詠みたくなる。
今はInstagramとか便利なものがあるので、俳句でなく、それでもいいと思う。
屋台メニューは暴利である
私が子供のころは、200~300円が屋台の相場だった気がするけど、最近はおしなべて500円前後のメニューが多い。
500円という金額設定は割と理にかなっている。
縁日でそんなにガチャガチャ買わんし、1000円札渡して500円玉一枚返してもらうのは楽だ。
小銭が増えないのだ。
しかも悪いことに隣に生ビールが500円で売っていたりする。
これが100円でも足が出ると、「別にいいや」となってしまう。
推測だが、300円時代には端数の問題でこういった機会損失があったのではなかろうか。
小銭も多くなるから、つり銭を最初から用意しなくてはいけないし、店側の負担も大きい。
そんなこんなでできた(と私が思っている)500円ワンコイン相場だが、倍近くの値段設定になっても買ってしまう屋台の魅力よ。。。
考えてみればやきそばとか粉もんはそんなに原価はかかっていないだろう。
粗利いくらなんだろう?
半分くらい残るのかな? いや、もっとかな?
かつては300円で焼きそばが買えたと思うと、結構な利ザヤの気もするけど、店もそれでは売れないと思ったのか、策を講じてくれている。
縁日にかち合ったら、観察してみてほしい。
- 大盛り系
- たまご乗せる系
- ソース選べる系
等々。
500円に値上がりしたころから、各屋台いろいろなサービスを考案している。
このバリエーションを眺めるのも、私にとっては面白い。
皆さんが見つけた面白サービスがあったら教えてほしい。
ちなみに最近私が食べた縁日のやきそばは、びっくりするくらいふつうのやきそばだった。
というか、むしろこれはだめだろ、というやきそばだった。
500円のソースやきそばだったんだけど、具がキャベツともやしだけだった。
肉が入っていなかった。これはさすがに寂しかった。
紅ショウガも無かった。かつお節はかかっていた。
「あれ、地域性なのかな?」
とかいう、要らん忖度までした。
お里が知れる。
同じお金を払うなら、消費者としてより良いサービスの場所を探すのは当然のことだと思うので、ここはシビアに行きたい。
私は油断していた。
ちなみに、屋台の楽しみ方として「原価とか考えない」ことをお勧めする。
「家で作れば一食100円で済む」とか考えだしたら、その先に待っているのはただの不幸だ。
これは、親世代に行っておきたい(笑)
縁日の雰囲気は、家で出せない。
大事なことなのでフォントを大きくしておいた。
ショバ代と思って気前よく払おう。ショバ代が気に食わないならお賽銭でもいい。神様仏様に払ったと思おう。その方がずっと幸せになれる。
私は趣味でバーに行くが、バーのお酒も「家で飲んだ方が」はるかに安上がりだがそうしない。
バーが売っているのは、酒ではなく、その空間である。
屋台が売っているのも、小麦粉とタコとソースと青のりではなく、あの空間や状況だ。
空気よめ。
屋台の店主には乗ろう
屋台の店主には、おしゃべりの得意な方がいる。
無理せずとも好いが、なるべくならそういうお店を使うことをお勧めする。
面白いから。
売り文句は聞いていて感心するものがある。
言っているのは屋台のお爺さんだけど、浴衣の女の子がまんざらでもなくなっている表情を見るのは実にお祭りらしくて良い。
うまくいい掛け合いができると粋だ。
周りのお客を呼ぶこともできるから、気前よくおまけしてくれたりする。
これは可愛い女性とかじゃないとまずうまくいかず、私の場合は「ビールつけとこか?」とクロスセルをかまされたりする。
深入りは禁物だ(笑)
フレンチのフルコースか、1000円食べ放題か?
生来、貧乏性のため、食べなれない高級料理を見るとしり込みする。
ピカタとかポワレとか言われても、どんな料理なのか皆目見当がつかない。(ピカタはイタリア語じゃねーか!)
「フレンチのフルコースをご馳走するよ」
と言われても本気でピンとこない。
「1000円あげるから屋台で好きなもの買ってこいよ」
と言われる方がテンション上がる。
冷静になって考えてみると、純粋に損得勘定だけで言ったらすさまじい金額で損しているような気がしてきた。
でも縁日好きが高じていろんな祭りを見に行ったり、場合によっては外国の屋台を見たりもして、割と楽しかったりする。
幸せの敷居が低いということは、多幸感にもつながっている(たぶん)
次はおススメのかんづめでも紹介したい。
コメントはこちら