こんにちわ、ナヲヤと申します。
1983年生まれ。東京都出身ですが仕事の都合で現在は高知県在住です。ラグビーは経験者です。
ラグビーのポジションやルールを初心者や最近興味を持った人にわかりやすく説明、紹介し、日本のラグビーファンを増やしたいと思っています。
ラグビーを隅から隅までわかってほしい、というよりは、「楽しむきっかけを持ってほしい」という思いで書いていきたいと思います。
私自身がそこまでラグビーを深く語れる訳でもありません。でも、そんなときはファン同士が助け合って、一人でも多くの人とラグビーの楽しさをシェアしてくれる環境ができたらうれしいなと思っています。
だって、サッカーや野球のようにラグビーの話題を学校や職場でしたいじゃないですか!
しかも、2019年には日本でラグビーワールドカップが始まるんです!
その時に、日本全国で、世界中のラグビーファンと、ラグビーって素晴らしいね、と私は讃えあいたいのです。
ラグビーに携わったきっかけ
私は高校生からラグビーを始めました。
それまでラグビーのルールも知らないような全くの初心者でしたが、一緒に入学した中学時代の同級生がラグビーをやっていて、部活を決めていなかった私を誘ったのがきっかけでした。
運動経験もそんなになくて、いきなりラグビーだったのでそれはもう大変にしんどい(笑)
なんでこんなに走るの? みたいな(笑)
今になって思えば、あの時の練習による体力の貯金で今まで生きてきたようなものなので、やってよかったと思いますね。
ただ、私が高校生の頃はサッカーや野球が人気で、ラグビー人気は低迷していました。
国際試合で勝てないジャパンをマスコミが取り上げることもなく、ラグビーそのものの活動が見えない暗黒時代だったように思います。
私の高校も、1チーム構成に必要な15人が集められず、東京都の救済処置であった10人制での活動を余儀なくされました。
そのころはかつての強豪校も部員不足に悩まされるという時代だったので、15人制よりも10人制に参加する学校数が多かったりしました。
時折同じ会場で行われる15人制の試合を、うらやましく見ていたものです。
高校3年間のうち、最後の1年は10人制のチームすら組めない状況になり、他の同じ状況の学校との混成チームとなり、母校の名前すら使えないで試合に参加。満足な練習もできず、チームとするのに精一杯で、試合に出たらすぐに負けるという悔しいシーズンでした。
大学でもラグビーを続ける
この時はラグビーに対してあまりいい印象を持っていませんでした。
最後まで燃焼できなかったという思いがずっと引っかかっており、やはり野球をやるべきだった、とか思っていました。
大学ではラグビーサークルに誘われ、今から全く違うチームでやるのもなあ、とか思っていましたが、だめならすぐやめようと参加してみることにしました。
そこでは15人制が組める部員がいたので、私はここで初めて15人制デビューを果たしました。
今まではフォワードなのにスクラムも組んだことありませんでした(笑) (注:10人制は疑似スクラムと言って押さないスクラムだった)
15人制は戦術も複雑。覚えなければいけないことも多かったのです。
ですが、大学時代は仲間が多かったのでいろいろな人に助けてもらった気がします。
この助けてもらった、っていう感覚はすごく大事だったと思います。せっかくラグビーに興味が出ても、どこで誰と、何をすればいいのかわからないというのが日本のラグビーファンを取り巻く状況だと思うのです。
自分自身、ラグビープレイヤーとして高い水準には全然至れませんでしたが、高校~大学の7年間を通じてプレーしたラグビーはやってよかったと感じるものでした。
もう10年以上、ラグビーの試合からは離れていますが、デビュー戦での初めてのコンタクトプレーや、引退試合に取られたトライはいまだに覚えています。
いまだに親交のある仲間も多いですし、人間的にも成長できたと思います。今はラグビーに感謝の念でいっぱいです。
ラグビーから遠ざかって
社会人になってからはラグビーから遠ざかっていました。
時折テレビ中継で試合を見たり、同窓会で話のネタにしたり。その程度です。
仕事も忙しくなり、ラグビーどころではなくなり、徐々に生活のほとんどを仕事に奪われ、
「これでいいのだろうか?」
と思うようになりました。
これは完全に自分の勝手なのですが、仕事の中にラグビーのように熱くなれることがあまりありませんでした。
もやもやとする自分の気持ちにフタをして、自分をごまかしながら生きていたように思います。
誰かが何かをしてくれるんじゃないかと、甘えていたのだと思います。
ブライトンの衝撃
そんな2015年9月、イギリスの地で衝撃が走りました。
ブライトンの衝撃です。私の観戦の様子は以下記事を参考にどうぞ。
ウェールズに勝ったころから、何かしてくれるのではないかという思いがありました。
でも、まさか南アフリカに勝つとは思いませんでした。
ラグビーファンの中では、日本が勝つことはあり得なかった。
でも選手たちはその前評判を覆し、日本ラグビーの歴史を変えたい一心で4年に及ぶ地獄のような練習に耐え抜き、勝利した。
これは自分の甘えに突き付けられた真剣のようなものでした。
どれだけ今まで自分に対して、努力をさぼってきたんだと、ラグビーから問題提起されたように感じたのです。
ラグビーは変わった。私も変わらなきゃ、と思った瞬間でした。
2015年の衝撃を無駄にしないために
一時的なラグビーブームは既に去ってしまいました。
選手たちはファンのために一生懸命サービスを考えてくれていますが、協会の動きは悪く、選手の活動が無駄にもなりかねません。
選手にはもっと試合に向き合ってほしい。であれば、動けるのは我々ファンじゃないですか?
今、ファンが動かないでいつ動くんですか?
私はファンを増やすために、今ラグビーに興味を持ってくれている人を引き上げる努力をしようと思います。
幸い、2015年以降のファンも残ってくれているようですが、私はこの層に2019年のワールドカップをさらに楽しんでもらうための工夫が必要だと思っています。
- ラグビーを楽しむために必要な知識
- ラグビーの美しい文化
- 若い人がラグビーをやってみたいと思える機会
これを微力ながら発信していきたい。
私は、昔からのコアなファンは、少し閉鎖的な感もあると思っています。
全くの初心者に難しいまま語っても、かえって逆効果なのではないかと思います。難しそうだったら引いてしまいますから。
まずは楽しめる最低限の知識でいい。そこが充足すれば、ラグビーのハードルは一気に下がる。
「今日時間ある? ラグビーの試合見にいかない?」
この一言を絞り出したい。
近くに詳しい人がいなくても、このブログの情報を見ていれば、なんとなくラグビーが見てみたくなる。
そんな環境にしていきたいなと思っています。
さいごに
これは私だけでは難しいことです。なので、いろんな意見をいただけたら嬉しいです。
でも、全てのファンは1人のファンが幸せになるために、今動くべきだと思っています。
そのために有意義な意見を交わしたいです。
いろいろ生意気なことを書いてしまいました。
でも泣いても笑っても、2019年はすぐそこまで来ています。
そのためにできることを、私は積み重ねていこうと思っています。
応援よろしくお願いします!
COMMENT ON FACEBOOK